夢はオリンピック選手の育成、自給自足生活、家族を持つこと
──今後の目標をお聞かせください。浅田 いつか、このMAO RINKからオリンピックのメダリストになるスケーターを育てたいです。今はまだ指導者としては未経験なのですが、夢ですね。自分もまだ滑りますし、中途半端な気持ちではできないので、区切りがついたら指導者のステージへ進みたいと思っています。その子たちの人生がかかってくるので大事に育てて、25年後くらいにトップ選手が出てくれたら嬉しいですね。
──プライベートの夢はありますか?浅田 60歳くらいまでには自給自足の生活を始めたいんです。本気ですよ(笑)。スケートで自分にできることはすべてやりきったと思えたら、次は自然豊かな田舎で暮らしたい。究極の自給生活を送りたいんです。それがスケート以外の人生で最初に抱いた夢ですね。あとは家族が欲しいという思いもあります。
──これからの未来、浅田さんはどのように生きていきたいですか?浅田 後悔なく過ごしていきたいです。そして人生、やはり挑戦者であり続けたい。スケート技術を磨き続け、学ぶことも挑戦。自給自足の夢も挑戦。何かに挑戦するって素晴らしいことだと思うんです。多種多様な世界を見ていろいろな人々に出会って、道を自分で選択しながら挑戦し続けていきたいです。
──真央さんの夢と挑戦を後押ししてくれる場所が真央さんファンの方々にとっての聖地、MAO RINKなんですね。浅田 はい、夢と笑顔のMAO RINKです。
多摩モノレール立飛駅から徒歩5分の好立地。
MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI東京都立川市泉町935-1
TEL:042(595)9254
https://maorink.com 浅田真央さん、国民的スケーターへの道
2008年2008年の世界選手権で初優勝。
*写真は『家庭画報』2025年4月号142ページをご覧ください。2014年2014年ソチ五輪にてフリースケーティング演技終了直後。
*写真は『家庭画報』2025年4月号142ページをご覧ください。
2017年2017年4月12日の引退記者会見。
*写真は『家庭画報』2025年4月号142ページをご覧ください。
2024年フレンズ・オン・アイス2024に初参加。「(荒川)静香さんや大ちゃん(高橋大輔さん)といったレジェンドの皆さんと久しぶりに一緒に滑ることができて、純粋にスケートを楽しめた時間でした!」。
撮影/麻生えり
(次回へ続く。)