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細部にまで職人技が光る、2026年夏のハイジュエリーウォッチ・コレクション

2026.07.30

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〔特集〕技術と伝統が織りなす、華やかさの秘密 あなたの知らないハイジュエリーウォッチの世界 最上の宝石をちりばめ、一瞬にして心を虜にする名門ブランドのハイジュエリーウォッチ。その根底には、美の極みを追求する長きにわたる伝統と、常に進化を続ける、卓越したサヴォアフェールが息づいています。比類なき個性を放つ、2026年夏の新作をご覧にいれます。

特集「あなたの知らないハイジュエリーウォッチの世界」の記事一覧はこちら>>>

Harry Winston(ハリー・ウィンストン)
甘美な色彩のオーラと大胆な配色に魅せられて

「ウィンストン・キャンディ・バイ・ハリー・ウィンストン」(Pt×ダイヤモンド×グリーンガーネット×ピンクサファイア×イエローサファイア×トルマリン、ケース縦31.8×横29.6ミリ、サテンストラップ、クォーツ) 2272万6000円(世界限定1本、直営サロン限定)/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)

キャンディカラーの瑞々しさを、透徹したダイヤモンドで際立たせたタイムピース。独自のクラスターセッティングにより、重なり合う宝石の一粒一粒が崇高な光を放ちます。ダイヤルにはピンク・マザー・オブ・パールを2層重ね、ダイヤモンドモチーフを表現。細部に至るまで心躍ります。

Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル)
高貴なベルトに時を秘めた煌めきのハーモニー

「ルド シークレットウォッチ」(YG×サファイア×マザー・オブ・パール、ケース縦49×横25ミリ、クォーツ)2732万4000円/ヴァン クリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク)

三日月モチーフを上下から同時に押すと、放射状にギヨシェ彫りを施したマザー・オブ・パールのダイヤルが現れるドラマティックなシークレットウォッチ。漣さざなみのように美しいサファイアのグラデーションは、まさにメゾンの矜持といえます。高貴なブルーと響き合うブレスレットは、レンガ状のパーツを、職人の手で何度も磨き上げたミラーポリッシュ仕上げ。光とボリュームのハーモニーが、降り注ぐ真夏の陽光と響き合い華麗なる時を刻みます。


サファイアの青を見極めるのに、まずは彩度を注視。鮮やかで均一な青かつ、内包物の少ない澄んだベルベットブルーを厳選します。

時刻設定のボタンを裏側に配すことで、リュウズが表から見えない工夫も。これも美しさへのこだわり。

Tiffany & Co.(ティファニー)
レジェンドが描いた鳥を卓越した職人技で創出

「パラダイス バード パロット ウォッチ」(WG×YG×ダイヤモンド×クリソプレーズ×オニキス×ターコイズ×ピンクサファイア×エナメル、ケース径36ミリ、アリゲーターストラップ、クォーツ)2882万円/ティファニー(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)

ミニチュア彫刻、石留め、手彩色の技法を駆使したカラフルなオウムは、ブランドの名品「バードオン ア ロック」ブローチに着想。ダイヤルには、釉薬を何層にも重ねたエナメルで、熱帯の森を思わせるリーフ模様を描いて。精密かつ奥行きのある表現に、職人の技が光ります。ダイヤルの小窓から覗く約2.5ctのクリソプレーズは、背面からも神秘的な気配を宿しています。

「パラダイス バード パロット ウォッチ」のエナメル装飾はすべて手作業。塗っては焼き、何層も重ねている。

右・1962年に描かれたジャン・シュランバージェによるスケッチ( ティファニー アーカイブスより)。左・デザイン画をもとに1962年に制作された「オワゾー ドゥ パラディ(楽園の鳥)」クリップ。今回のオウムは、ここにルーツを見ることができる。

Chopard(ショパール)
涼やかな光が滴るダイヤモンドの花々

「ルール・ドゥ・ディアマン」(エシカルWG×ダイヤモンド×マザー・オブ・パール、ケース縦33.3×横29.5ミリ、手巻き)1215万5000円(参考価格)/ショパール(ショパール ジャパン プレス)

総計35石のダイヤモンドによるアシメトリーなフローラルベゼルが、優美な時を刻む新作です。100%エシカルゴールドを用いたブレスレットには、樹皮のようなテクスチャーを彫刻。手首を包むシルキーな輝きは、極上のつけ心地をかなえるサヴォアフェールの結晶です。特筆すべきは同社最小を誇る手巻き式の自社製ムーブメント。ブリッジに施されたコート・ド・ジュネーブ仕上げから丹念な装飾に至るまで、メゾンの高度な技術力を物語ります。

V字形の爪で石を留め、側面からも光を取り込むクラウンセッティング。ムーブメントは、直径わずか15.7ミリ、厚さ2.9ミリ。



(次回に続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年08月号

家庭画報 2026年08月号

撮影/Fumito Shibasaki〈Donna〉 スタイリング/阿部美恵(静物) 取材・文/樺澤貴子

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