毎年、バリエーション豊かなウォッチを発表し、センセーションを巻き起こす「カルティエ」。今年Watches & Wonders Genevaにて発表され、日本で初お披露目された最新モデルから、要注目のジュエリーウォッチをピックアップしてご紹介します。
VIDEO 世界中で話題のウォッチが銀座に集結 「カルティエ 銀座4丁目ブティック」の最上階にある、エクスクルーシブな空間「レジデンス」。ここに2026年の話題作が煌びやかに顔を揃えました。テーマは「Watchmaker of Shapes, Master of Crafts」。フォルムを生み出すウォッチメイカーである「カルティエ」、そしてサヴォアフェールを自由自在に駆使する「カルティエ」の真髄を表現したラインアップです。
「ベニュワール」ウォッチ 右:(YG×サファイアカボション、ケースサイズ24.6×19.3ミリ、クォーツ)384万1200円 左:(YG×ダイヤモンド計5.22カラット、ケースサイズ24.6×19.3ミリ、クォーツ)1082万4000円(ともに予定価格、2026年11月発売予定)/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)©Cartier ©Valentin Abad
まず目を惹くのは、名品「ベニュワール」の進化形。モダンなバングルブレスレットタイプのウォッチに、あの「クル ドゥ パリ」モチーフがスタイリッシュにあしらわれています。
「クル ドゥ パリ」とは、ヨーロッパで古くから使われてきた小さなピラミッド形の装飾模様のこと。この装飾がびっしりと並んだ様子は、規則正しく敷きつめられたパリの石畳を思わせるため、伝統的にこう呼ばれています。
ダイヤモンドモデルは「リバースセッティング」と呼ばれる技法でダイヤモンドを上下逆さまにセット。愛らしくエレガントだった「ベニュワール」が、エッジィなムードで輝き始めました。
このウォッチでぜひトライしてみたいのは、あのアイコニックな「クラッシュ ドゥ カルティエ」コレクションとのコーディネート。このジュエリーにも「クル カレ」と呼ばれるピラミッド形のモチーフが象徴的にあしらわれていて、新作「ベニュワール」との相性は抜群です。
「クラッシュ ドゥ カルティエ」リング(YG)64万3500円/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)©Cartier
多彩なアイテムが揃う「クラッシュ ドゥ カルティエ」とのミックス&マッチは、自分らしさを演出することも可能です。ジュエリーとともに楽しめるウォッチの登場は、「カルティエ」を身に纏う喜びをさらに豊かにしてくれます。
ジュエリーのような時計が心を奪う 右:「グラン ドゥ カフェ」リング(YG×WG×ダイヤモンド)252万1200円 左:「グラン ドゥ カフェ」ジュエリー ウォッチ(YG×WG×ダイヤモンド、ケースサイズ41.5×33.5ミリ、クォーツ)2323万2000円(予定価格、2026年9月発売予定)/ともにカルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)©Antoine Pividori ©Cartier
ジュエリーとのトータルコーディネートでは、こちらの新作も見逃せません。ドラマティックなジュエリーウォッチ「グラン ドゥ カフェ」は、コーヒー豆のモチーフで飾られたインパクトたっぷりのデザイン。もちろんジュエリーコレクションと同じようにひとつひとつのコーヒー豆がほんのわずかに動く仕立てになっています。
1938年に初めて誕生し、1950年代から60年代にかけて一世を風靡したコーヒー豆のモチーフ。ジュエリーウォッチ「グラン ドゥ カフェ」と、お揃いのネックレスやリングを組み合わせると、イエローゴールドの輝きがアクセントとなって全身を華やかに引き立ててくれるはずです。
常に革新的であるメゾンの最新スタイル 「ミスト ドゥ カルティエ」ウォッチ 右:(WG×ダイヤモンド計9.54カラット、ケースサイズ19.7×15.4ミリ、クォーツ)3141万6000円 左:(YG×ダイヤモンド計6.48カラット×オニキス×ブラックラッカー、ケースサイズ19.7×15.4ミリ、クォーツ)2626万8000円(ともに予定価格、2026年9月発売予定)/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)©Cartier ©Valentin Abad
そして、時計界だけでなくジュエリー界でも驚きの声が聞かれた新作「ミスト ドゥ カルティエ」。幾何学的なパターンが連なるミニマルな造形は、このメゾンならではのもの。驚いたことに、このウォッチにはクラスプがありません。ブレスレット部分が伸縮し、手首をすべるように通して装着することができるのです。その斬新な技術には目を見張るばかり。
また、ダイヤモンドを留める爪は小さな丸い形をしており「ビーズセッティング」という繊細な技法でセットしていることがわかります。さらにドーム型のサファイアガラス、デザインに合わせてカットされたオニキス、リューズのないケースの造形など、「ミスト ドゥ カルティエ」にはすみずみにまでメゾンのこだわりが息づいています。
ジュエラーでありながら、ウォッチメゾンとしての歴史も誇る「カルティエ」。これだけ充実した新作を生み出す実力は、さすがのひと言。展示会場となった「レジデンス」は熱いため息に包まれたのでした。
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