知っておくともっと時計を楽しめる 美しい時計12の話 自慢の腕時計がさらに愛らしくなるのは、その裏に隠されたエピソードがあってこそ。時代を超越して輝く美しい腕時計には、時計づくりに情熱を注いだ偉人たちの魂が宿っています。
11.カッティング技術で光を味方につける
CENTURY(センチュリー)
時計の文字盤をカバーする風防の素材はかつてはアクリルでしたが、細かい傷がつきやすかったことから、現在はサファイアが高級時計の風防の主流になっています。
このサファイアは人工ですが、その製造工程は、天然と同じ。酸化アルミニウムの粉末を高温で溶かし時間をかけて単結晶を成長させていきます。このインゴットをスライスしたのがサファイア風防ですが、非常に硬いため加工には高度な技術が必要となります。
ごく限られた時計メゾンは、このサファイアを風防だけではなく、時計のケースに採用することにも成功しました。その先陣を切ったのが「センチュリー」。2種類のサファイアを一体化させる技術により、世界初のサファイアケースが誕生しました。
ステラシリーズに加わった、イタリア語で金を意味する「オーロ」の名を冠した最新作。24面にハンドカッティングされたセンチュリーサファイアが圧倒的な存在感を放ちます。「ステラオーロ」(SS×サファイア×ダイヤモンド、ケース径 24ミリ、クォーツ)59万4000円(2026年6月10日より)/センチュリー(センチュリー銀座ブティック TEL 03-6278-8975)
時計メゾンであると同時にジュエラーとしても超一流のセンチュリー。熟練の職人が手作業で行う高度なカッティング技術によって完成するセンチュリーの腕時計は、光を受けた時に本領を発揮。唯一無二の美しい輝きを放ちます。
知っておくともっと時計を楽しめる 美しい時計12の話
1)ローマの情景をとじ込めた名作がある
2)美しく、そして軽量。セラミックという快適
3)貴方の旅のお供とお揃い?
4)ダ・ヴィンチが愛した手法で美しい時計を
5)日本に初めて来た時計って?
6)和モデルは世界でも話題
7)時計界アカデミー賞の栄冠に
8)最も品格があるのは“2針”の時計
9)ユーモアのキャンバスにも
10)旅する時計のはじまりを知る
11)カッティング技術で光を味方につける
この記事の掲載号
『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2026年6月6日発行号(非売品/Free)

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