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自然の神秘を極上のネックレスに仕立てた 「ハリー・ウィンストン」の底力

2020.06.02

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ジュエリー見聞録

ハリー・ウィンストン

美しい宝石を立体的に取り囲むまばゆいダイヤモンド
あらゆる面で最高ランクのグレードがつけられた、大きく美しいサファイア。これにブランドが誇る最高のダイヤモンドをあしらい、極上のネックレスに。堂々たる輝きに魅了されます。ネックレス(Pt×WG×サファイア65.32ct×ダイヤモンド計64.16ct)6億7850万円(参考価格)/ハリー・ウィンストン ●お問い合わせ/ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション TEL:0120-346-376

非の打ちどころのない希少なファンシーカラー


解説/山口 遼(宝石史研究家)


色石の代表であるルビーとサファイアが同じ鉱物だということ、ご存知でしたか? 正式にはコランダムといいます。

純粋なコランダムは無色ですが、そこに微細な元素などが加わるといろいろな色になります。ルビーの場合にはクロムを含んで赤く、サファイアの場合には実にさまざまなものを含んで、ピンク、パープル、イエローなどになります。こうしたサファイアを特にファンシーカラーとして珍重します。

ハリー・ウィンストン

この「ハリー・ウィンストン」のネックレスは、サファイアの中でも稀に見る珍しい色合いで、ややピンクを含んだパープル、日本の色なら南京藤と呼ばれる色に似ています。

スリランカ産のノーヒート、つまり加熱して色を濃くする作業をしていない、自然のままの色合いのものです。単に色が珍しいだけでなく、65カラットを超える大きさながら、全く内包物がない、見事に透き通ったサファイアです。

どんな元素が加われば、こうした微妙な色合いができるのか。これは自然の神秘としかいいようがありません。

これほどの宝石なら、つまらない細工はむしろ無用なのですが、そこはダイヤモンドジュエラーです。ラウンド、マーキス、ペアシェイプとさまざまなカットのダイヤモンドを使い、見事な額縁状の枠をデザインし、ネックレスに仕立てています。

贅沢の一語に尽きる、素晴らしい作品ですね。
撮影/栗本 光

『家庭画報』2020年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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