ジュエリー

「紫の復権」を体現したアメシストのジュエリー

2025.11.25

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[連載]アメシストの神秘 紫の復権 アメシストという宝石をさまざまな角度から見つめてきた本連載。今回は、連載の出発点となった江戸花菖蒲に着想を得て丁寧に仕立てられた新しいジュエリーコレクションをご紹介します。

連載「アメシストの神秘」前回の記事はこちら>>

vol.7 アメシストのジュエリーを仕立てる

宝石界の重鎮、諏訪恭一さんに、アメシストの神秘的な美しさを想起させた江戸花菖蒲「寛政」。深い青紫色の花とすらりと伸びる葉が、凜として気品を感じさせる姿をインスピレーションに、4つのジュエリーが誕生しました。

「紫の復権」を体現したアメシストのジュエリー

「紫の復権」を体現したアメシストのジュエリー
SUWAジュエリーはすべて、諏訪さんの作り上げた品質基準を満たした素材で作られる。60年以上宝石を見続けている諏訪さんのお眼鏡にかなうのは、耐久性に優れたカットを施した高品質のアメシスト。紫の色味を揃えているため、2点を一緒につけたり、パートナーとペアで楽しむのもおすすめ。すべて2025年11月1日発売。左から・「紫の復権」コレクション(すべてPt×アメシスト×ダイヤモンド) ジャケット付きピアス(計2.12ct) 82万5000円 ブローチ(4.25ct)220万円 リング(2.62ct)88万円 ピンブローチ(1.72ct) 49万5000円/すべてSUWA ※カラット数はアメシストについて表示

ジュエリーを形作るアメシストとダイヤモンド、デザインの参考にしたジュエリー。アメシストはイエローゴールドとの相性もよい。

ジュエリーを形作るアメシストとダイヤモンド、デザインの参考にしたジュエリー。アメシストはイエローゴールドとの相性もよい。



高品質のアメシストは、アンティークな趣もあるシュガーローフカット。丸みを帯びた四角錐で、名前は角砂糖の登場まで一般的だった砂糖の塊の形に由来します。カボションカット同様、宝石の色の美しさを最大限生かすとともに、長くよい状態に保てるのも特徴です。

1.リングの細さは、アメシストとのバランスがよく、重ねづけしやすいものを選択。

1.リングの細さは、アメシストとのバランスがよく、重ねづけしやすいものを選択。

2.ブローチの金属部分の制作工程。シルバーで成形した原型(写真左端)から作った黄色いシリコンゴムの型を用いて青いワックス型を作製。石膏に入れて熱を加え、ワックスが溶け出した後にできた空洞にプラチナを流し込む。右端が完成品。

2.ブローチの金属部分の制作工程。シルバーで成形した原型(写真左端)から作った黄色いシリコンゴムの型を用いて青いワックス型を作製。石膏に入れて熱を加え、ワックスが溶け出した後にできた空洞にプラチナを流し込む。右端が完成品。

3.厳選された宝石のみを使用。

3.厳選された宝石のみを使用。

4.宝石のセッティングは、ダイヤモンドに角度をつけているため難しく、高度な技術を持つ宝飾師が担当。枠の内側を何度も削るなどして調整した。

4.宝石のセッティングは、ダイヤモンドに角度をつけているため難しく、高度な技術を持つ宝飾師が担当。枠の内側を何度も削るなどして調整した。


ブローチは、葉に見立てたマーキスカットダイヤモンドの角度に変化をつけることで、植物の生き生きとした表情と奥行きを表現。ピアスはダイヤモンドの額縁のような「ジャケット」が取り外し可能な2ウェイで、手持ちのピアスとの組み合わせも自在です。江戸花菖蒲が天に向かって花開く姿をイメージしたリングには、重ねづけの楽しみも。アメシストの美しさを日常的に身につけられるコレクションです。

「アメシストの神秘」の記事一覧はこちら>>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2025年12月号

家庭画報 2025年12月号

撮影/中村 淳 スタイリング/阿部美恵 取材・文/清水千佳子

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