輝きの真価──ジュエリーを持ち、継承する楽しみ── ジュエリーには、出合う喜び、身に着ける幸福感、そして時を超えて継承する資産価値という多面的な魅力があります。では、今、どのような宝飾品を選ぶべきなのか? 宝石に詳しく、市場を熟知する2人のスペシャリスト、ジュエリーアドバイザーの原田信之さんと、クリスティーズ・アジア・パシフィック宝石部門チェアマンのヴィッキー・セックさんに伺いました。
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〔イエロー ダイヤモンド〕太陽のような魅力を湛え、オークションでの高値も続く
いま資産価値を持つ宝石として注目され、高い人気が続く“ファンシーカラーダイヤモンド”。
なかでもイエローダイヤモンドは、ブルーやピンク、グリーンなどの出現率のかなり少ないダイヤモンドに比べると、まだ手に入りやすい魅力を備えた宝石です。
濃い色合いの“ファンシーインテンス”や鮮やかな黄色の“ファンシービビッド”などのカラーグレードに該当するイエローダイヤモンドは、彩度が高く、他の黄色系統の宝石には見られないような輝きと透明感を兼ね備え、市場でも高い価値を誇ります。
グラフのシンボルとも呼ばれる、イエローダイヤモンド。3種類のカットを施したソリテールリングがそれぞれ異なる魅力を放ちます。上から時計回りに・エメラルドカットが見せる黄金色が優美。リング(Pt×YG×イエローダイヤモンド〈5.33ct〉×カラーレスダイヤモンド〈計1.39ct〉) 大粒のペアシェイプが、見事なプロポーション。リング(Pt×YG×イエローダイヤモンド〈12.45ct〉×カラーレスダイヤモンド〈計2.41ct〉) ラディアントカットが壮麗な輝きを導きます。リング(Pt×YG×イエローダイヤモンド〈11.60ct〉×カラーレスダイヤモンド〈計2.19ct〉)(すべて参考商品)/すべてグラフ(グラフダイヤモンズジャパン フリーダイヤル 0120-667-687)
この記事の掲載号
『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2025年9月6日発行号(非売品/Free)

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