〔特集〕職人技、石について深く識る もっとジュエリーを愛するために トップジュエラーたちが大切に継承し続ける、伝統の手技。そして、美的価値を高める稀少なジェムストーンへの徹底したこだわり。高度なジュエリーメイキングには、たゆまぬ努力がひそんでいるもの。秘められた舞台裏をのぞき見れば、よりジュエリーに愛着がわくはずです。
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【石を知る】
ジュエリーの価値を高めるこだわりの素材選び。メゾンの美学とは?
Dカラー、インターナリーフローレスのダイヤモンドをフィーチャーした「レガシー・コレクション」より。センター約6.22ctの存在感溢れるペアシェイプダイヤモンドが輝くリング(Pt×ダイヤモンド)
Harry Winston(ハリーウィンストン)
世界的に極めて稀少性の高い[無色透明のダイヤモンド]
2013年の春、オークションに目のさめるような美しいダイヤモンドが登場し、話題となりました。落札したのはハリー・ウィンストン。101.73カラットものペアシェイプダイヤモンドでした。
約101.73ct、Dカラー、フローレスの「ウィンストン・レガシー」。完全に無色透明であるうえに、元素レベルで不純物を含まない純粋なダイヤモンド「タイプⅡa」であることもわかっています。
注目の理由は並外れた大きさだけではありません。
この至宝は米国宝石学会によってDカラー(無色)、フローレス(無傷、内包物なし)とされ、しかも天然ダイヤモンドの総採掘量のうち、わずか2パーセントにも満たない「タイプⅡa」であると鑑定されたからです。
ハリー・ウィンストンはこのダイヤモンドを「ウィンストン・レガシー」と名づけ、Dカラー、インターナリーフローレス(肉眼で見える傷や内包物なし)のダイヤモンドを厳選した「レガシー・コレクション」を発表。
完全無欠の輝きは文字どおり伝説的です。
「レガシー・コレクション」より、センター約10.72ctのマーキースカットダイヤモンドを配したネックレス(Pt×ダイヤモンド)ともに参考商品/ハリー・ウィンストン(ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション)
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