2026年9月12日、「ショーメ 大阪心斎橋店」がグランドオープンしました。この機会に本国より来日したショーメ CEO チャールズ・レオンさんに、関西を代表する旗艦店としての店舗の魅力や、ハイジュエリーメゾン ショーメのスピリットと今後の展望について、お話を伺いました。
ショーメCEO チャールズ・レオンさん香港出身。フランスのジュエリーブランドで研鑽を積んだ後、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン傘下のフレッドでCEOを務めるなど要職を歴任。2024年1月より現職。同グループ傘下ブランドにおける初のアジア系CEOとして、業界の内外から注目を集める人物。
ショーメの世界を体現する最新のブティック
「ショーメ 大阪心斎橋店」がオープンしたのは、今年竣工した心斎橋の新たなランドマークビル「クオーツ心斎橋」内。「ジョゼフィーヌ」、「ビー ドゥ ショーメ」、「リアン」など、メゾンを代表するコレクションの最新ラインナップが揃う1階、2つのVIPルームを備えブライダル商品を扱う2階、イベントスペースを擁する3階と、関西エリア屈指の規模を誇ります。
「ここを他にはない、ユニークな店舗にしたかった」と語るレオンさん。本国のストアデザインチームが手がけた新コンセプトの店舗は、ショーメらしさと日本の伝統文化を見事に融合させた、モダン・ラグジュアリーな空間です。

パリのストアデザインチームによる新コンセプトの海外1号店となる「ショーメ 大阪心斎橋店」。ショーメ・ブルーのファサードをくぐると、左手正面には象徴的なティアラ・ウォールが。その対面にはアーカイブのメープルブローチを手すき和紙で表現した大型のレリーフ作品や、ゴールドで描かれたメゾンのアイコンのひとつである麦の穂が壁面を彩ります。



2階にはフランスのアトリエ・パトリシア・デ・ラ・トールによる大阪城を漆喰と金箔で描いたアートワークや、左官職人の久住家が手掛けた藤の花をモチーフした壁面、日本古来の藍色を活かしたスクリーンなど、両国の匠の作品を通し、日本とフランス文化の対話が随所に繰り広げられ、訪れる人を温かく迎えます。
「歴史やクラフツマンシップ、パリのエレガンスといったショーメらしさがありつつ、どこかに新しさを感じる。なかなか難しいことですが、すべてうまくいったと思います」とレオン氏。
現代にこそ伝えたい、ジョゼフィーヌの女性像
オープンに際し、数あるショーメ・コレクションの中で主役を飾ったのは、メゾンのルーツともいえる「ジョゼフィーヌ コレクション」です。ここ大阪心斎橋店で先行販売となるピンクゴールドのエグレット ペンダントをはじめ、毎日身につけたい新作から貴重なハイジュエリーピースまでがショーケースに並びます。
「ジョゼフィーヌ コレクション」の象徴ともいえるティアラのハイジュエリーもここ大阪心斎橋店で見ることができる。
「ジョゼフィーヌ コレクション」といえば、メゾン黎明期の重要な顧客であり、その歴史に大きな影響を与えた人物、ナポレオン1世の皇后ジョゼフィーヌにオマージュを捧げたコレクション。彼女が愛したティアラを源流に、エグレットのV字やペアシェイプなど、メゾンを象徴するエレガントな意匠が散りばめられています。レオンさんは、ジョゼフィーヌが示す現代的な価値をこのように語ります。
「『ジョゼフィーヌ コレクション』はこれまで、ナポレオンとジョゼフィーヌの“愛の証”という意味合いで語られることが多かったのですが、今私たちがフォーカスしたいのは、ジョゼフィーヌの女性像そのものです。彼女はナポレオンの成功の一翼を担った存在であり、同時に、一人の女性として非常に力強く、魅力的な人物でもあったと私は考えています。今の時代は、誰もがこのジョゼフィーヌのようになれる可能性をもっています。誰かに見つけてもらう必要はありませんし、結婚していなければならないということもありません。大切なのは自信を持つこと。誰もが自分だけのストーリーを持って輝ける、というメッセージを伝えたいのです」

グランドオープンを記念し、最上階には、パリから特別に来日した1910年代のティアラの模型や、メゾンの象徴である「ジョゼフィーヌ」コレクションの製作風景を捉えた写真、ジョゼフィーヌ皇妃の肖像画(ローマのナポレオン美術館蔵)の複製などを展示。
“特別な物語”という名の輝き
レオンさんに、家庭画報の読者に向けて、ジュエリーの楽しみ方を伺いました。
「ジュエリーは時に投資の対象にもなりますが、それは資産としての価値が長く続くという意味に留まりません。どういうことかというと、例えば、娘が結婚するときに両親が“いつまでも私たちのプリンセスだよ”というメッセージを込めてティアラを購入する、すると今度はその娘が、自分の娘にその物語ごとティアラを託す──こうした継承は本当に素晴らしいものです。
ご自身でジュエリーを購入する場合も同様ですね。ジュエリーの輝きをまとうことは自分自身に敬意を払うこと。そして、それを身に着けてイベントやディナーに出かけることは、周囲の方々への敬意に繋がります。ですからジュエリーは単なる金銭的な投資ではなく、人生を豊かにしてくれる“感情的な投資”でもあるのです。ぜひご自身にとっての特別な物語を見つけていただきたいと思います」
コレクションを象徴するV字型のコードにパールをあしらった可憐なネックレス。新作のピンクゴールドモデルが大阪心斎橋店で先行販売中。「ジョゼフィーヌ」コレクション エグレット ペンダント(PG×アコヤパール×ダイヤモンド)53万7900円/ショーメ
ジュエリーとともに紡がれる、その人だけの物語。新たなブティックから、この先いくつも生まれることでしょう。心斎橋エリアの新ランドマーク「クオーツ心斎橋」は地下鉄駅直結でアクセスがよい場所。「ショーメ」の世界観を存分に体験できる特別な空間をぜひ訪れてみてください。
ショーメ 大阪心斎橋店大阪市中央区南船場3-12-14 クオーツ心斎橋
TEL:06(6258)0670
営業時間:11:30〜19:30
定休日:不定休