上流階級の女性が従者の補助なくひとりで着脱できるように、と創業者フレデリック・ブシュロンが考案したクエスチョンマーク形のネックレスは、今もメゾンのハイジュエリーにおけるシグネチャー的存在です。生命力溢れるアイビーを描いたピースには、葉脈を表現する透かし彫りや、葉が揺れ動くトレンブラン技法など、卓越したサヴォアフェールが発揮されています。
「バランス」は、パールジュエリーの新境地を切り拓くタサキを代表するデザイン。金属のバーに真珠を均一に並べたときに生じる均衡の妙が、モダンな趣を感じさせます。宮殿をテーマにしたこちらのブレスレットは、大粒のあこや真珠とダイヤモンドを敷き詰めたホワイトゴールドのバーを縦に連ねた堂々たる佇まい。身につける人の内なる魅力と呼応します。Photo: Fumito Shibasaki〈Donna〉 Styling: Mie Abe Text: Ai Ikezaki