ジュエリー見聞録 宝石史研究家・山口 遼さんの解説で、素晴らしいジュエリーとその見どころをお届けします。
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日本の女性の肌色によく合う透明感のあるブラウン
解説/山口 遼(宝飾史研究家)
ダイヤモンドが連なる3点セット、ブラウンのダイヤモンドを使用した「カシケイ」の最新作です。採掘されたばかりのダイヤモンドをご覧になった方は少ないでしょうが、積み上げられたダイヤモンドの原石の山は、無色でも輝いてもいません。一見すると灰色か綺麗ではない茶色にしか見えないのです。
この連載でも何度も色のついたダイヤモンドが流行していることを書きましたが、それはピンクとかブルーとか華やかな色のもののこと。世界中の宝石商が見向きもしなかったブラウン、つまり茶色のダイヤモンドの面白さに気がついたのは、日本のカシケイでした。ブラウンをカシケイが取り上げたのは、日本人ならではの色というものへの敏感さがあってこそだと思います。茶色には、名前に茶がつくものだけでも、唐茶、金茶、利休茶などがあり、そのほかにも柿渋、茜、赤朽葉などなど、啞然となるほどに多数の色があって、それらを見分ける、それが日本人だと思います。
3つのジュエリー、どれでもいいですが、よく見てください。ブラウンといっても微妙に色合いが違うのがおわかりでしょう。共通しているのは、どれも透明感があって、美しい、それと日本の女性の肌色によく合うということです。
そこに目をつけたカシケイ、さすが日本のジュエラーだけのことはありますよ。ダイヤモンドで大切なことは、透明感があることです。同じ茶色であっても、すべて濁りがない。見事な日本のジュエリーです。
KASHIKEY BROWN DIAMOND カシケイブラウンダイヤモンド
自然が生み出したブラウンの濃淡を生かして、美しいグラデーションを紡いだ特別なピース。最も明るい部分にはカラーレスダイヤモンドを配して、爽やかさをプラス。「ブラウンダイヤモンド」ネックレス(BG×ブラウンダイヤモンド×ダイヤモンド計45.80ct)4400万円 同ブレスレット(BG×ブラウンダイヤモンド×ダイヤモンド計28.33ct)3960万円 同ピアス(BG×ブラウンダイヤモンド×ダイヤモンド各2.1ct×2)495万円/すべてカシケイブラウンダイヤモンド
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