輝きの真価──ジュエリーを持ち、継承する楽しみ── ジュエリーには、出合う喜び、身に着ける幸福感、そして時を超えて継承する資産価値という多面的な魅力があります。では、今、どのような宝飾品を選ぶべきなのか? 宝石に詳しく、市場を熟知する2人のスペシャリスト、ジュエリーアドバイザーの原田信之さんと、クリスティーズ・アジア・パシフィック宝石部門チェアマンのヴィッキー・セックさんに伺いました。
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〔ピンク&ブルーダイヤモンド〕その希少価値から近年さらに注目度が上昇

ファンシーカラーの中でもこの2色は、オークションにおける記録的な価格での落札が続いています。世界流通の約90パーセント以上を産出していた主要鉱山であるオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年に閉山したことでピンクダイヤモンドは価格が急騰。
ピンクはブラウンみを感じないものを選ぶのがよく、基本は鮮やかな色味を魅力とする“インテンス”か“ビビッド”がおすすめです。2ctを超える大粒の場合は“ファンシーライト”や“ファンシーピンク”でもよいでしょう。一方でブルーダイヤモンドは、組成自体がとても珍しく、自然のいたずらから生まれたともいえる、奇跡的な存在。購入するのが極めて難しく、非常に高い希少性を誇ります。
ピンクダイヤモンドのサイドに、カラーレスのペアシェイプ・ダイヤモンドを施した贅沢な意匠。リング(Pt×PG×ピンクダイヤモンド〈4.52ct〉×ダイヤモンド〈計0.65ct〉)(参考商品)/グラフ(グラフダイヤモンズジャパン フリーダイヤル 0120-667-687)

ファンシーカラーダイヤモンドのリングとイヤリング。イヤリングのピンキッシュオレンジダイヤモンドは2900万分の一、リングのファンシーグレーブルーダイヤモンドは2000万分の一という、非常に高い希少価値を持った宝石が施されています。「ポリクロマ」コレクションより、「ジョイフル セレニティ」イヤリング(Pt×ファンシーカラーダイヤモンド(ピンキッシュオレンジ〈3.97ct〉ブルー〈2.35ct〉)×ダイヤモンド〈計9.39ct〉価格未定 「アリーナ オブカラーズ」リング(ファンシーカラーダイヤモンド(ピンク〈2.99ct〉グレーブルー〈3.13ct〉)×ダイヤモンド〈計1.15ct〉価格未定/ともにブルガリ(ブルガリ・ジャパン フリーダイヤル 0120-030-142)
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『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2025年9月6日発行号(非売品/Free)

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