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年齢を重ねると歩き方も立ち方も変化する! だからこそ大切になるハイヒールの選び方

2020.06.08

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スタイリスト・おおさわ千春さんの美しい立ち姿を支えてきた靴、セルジオ ロッシから、今季おすすめのハイヒールをご紹介します。前回の記事はこちら>>

〔迷い世代の服選び〕
40代にこそ効く「ブランド力」
第8回 セルジオ ロッシ


おおさわさんが、自分でも購入したいほど気に入ったという定番のブラック。「夏は生脚で楽しむ派です。ストッキングをはくなら、“生脚風”を演出してくれるランバンがマイベスト!」。靴「エスアール ユリ」(ヒール7.5cm)6万9000円/セルジオ ロッシ(セルジオ ロッシ ジャパン)

ハイヒールでも、「立ち軸」がわかれば
「自分らしく立てる靴」は必ず見つかる



私は、「靴選びは博打のようなもの」だと思っています。お店で数足試し履きしたくらいでは、本当の履き心地を体感するのは難しい上に、外を歩いてしまったら、返品もできませんよね? また、同じブランドだからといって、すべての靴が自分に合うわけではなく、更に、シーズンごとに木型が微妙に変わっていることも。

迷い世代になると、体型の変化に合わせて足の形も変わり、かつ腰や膝など、今までと違う場所に肉がつくようになるので、立ち方も歩き方自体も変わってくるから、なおさら靴選びが難しくなるのです。

しかし、私がセルジオ ロッシに出合って、自分の「立ち軸=重心」を発見し、どんな靴を履いたら自分らしくいられるかに気付いたように、皆さんにも自分に合う靴が必ずあるはずです。今回は、私が「立ち軸」に開眼するきっかけとなった、「少し内側に入ったヒール形状」をした、セルジオ ロッシのシューズを4足チョイスしましたので、ご紹介します。

私自身も買いたい
パーフェクトブラック


セルジオ ロッシでも定番のブラックのスエードパンプス。一見、シンプルで何でもないように見えますが、私にとっては、この「少し内側に入ったヒール」が、ビシッと重心を支えてくれるポイントです。

ヒール底の小さな部分で、全体重を支えるハイヒール。だからこそ、自分の「立ち軸」とぴったり合っていれば、ブレることなく歩くことができるはず。

柔らかなスエードは、履いてすぐに足になじみ、優しい履き心地なので、足を痛めることも少ないと思います。生脚にスエードのマット感が夏のお洒落をグッと引き立たせてくれること間違いないでしょう。
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