ファッション

パリの街ではお洒落な人から取り入れている!? “渋・鮮やか”な効かせ色

パリ、大人のおしゃれの見本帳 フランス移住2年目のファッションライターがパリの街で体当たり取材! 素敵な女性に声をかけ、着こなしの秘密を探ります。毎日のおしゃれに役立つ、ファッションスナップをお届け。連載一覧はこちら>>

ボリューム控えめでも威力抜群の秋冬のインパクトカラー


お洒落エリア、サンジェルマンでも特に目を引いた3人の女性たち。いずれもファッションやデザインの世界で活躍するキャリアウーマンです。

パリ、大人のおしゃれの見本帳 29

これまでも、パリジェンヌたちの色使いの巧みさに度々フォーカスしてきたこの連載。今回は、これまでに取材をして着た中でも、特に色の取り入れ方に長けていたお三方をご紹介します!

マスタードイエローをぴりりとスパイスに

まずは、ビッグボリュームがトレンド感を漂わせるスタイルに、お洒落のプロならではのセンスを感じさせる、ファッションブランドのアタッシェ・ド・プレス(広報)のマリー=シャルロットさん。お気に入りブランドは「イザベル マラン」だそうで、この日のコートとパンツは同ブランドのもの。そんなグレートーンのファッションに効かせているのが、マスタードがかったイエローのボリュームニットです。さらに鮮やかながら落ち着いた色合いのディープレッドのバッグで、秋冬の定番の英国調のテキスタイルにフレッシュな個性をプラス。柄も色も取り入れながらも、全体が美しくまとまるバランス感覚に脱帽です。

グリーンのパンプスがモードなエレガンスを引き立てる

「差し色」というテーマで、これまで取材した女性の中で、私の頭に真っ先に思い浮かんだのがダフネさんです。人気パリコレブランドのジェネラルマネジャーという彼女は、コートやスカート、バッグ、ジュエリーと、隅から隅まで素敵ですが、何より視線を奪われたのが、ドラマチックなほどあでやかな「バレンシアガ」のグリーンのハイヒールパンプス。エレガンスとモードを絶妙にコントロールした、プロならではの個性的な着こなしです。

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インパクトカラーの達人は、多色使いを上手にまとめて

個性のある秋色を何色も取り入れながら、上品にまとめていたのが、こちらのジョアンナさん。レッド、モスグリーン、ブラウン、ブラックとそれぞれに目を引くカラーを取り入れながらも、この時秋の初めとあって全身を季節のカラーでまとめたスタイルは、お見事! トップメゾンの赤いバッグをコーディネートになじませているあしらいも、真のお洒落を知る大人ならでは。

日照時間が短くなり、光がやわらかくなる季節。特にどんよりとした雲に覆われがちなパリの秋冬には、インパクトがありながらもどこかスモーキーな“渋・鮮やか色”がなんとも似合います。私もいつかパリジェンヌのように、色を上手に効かせられるようになりたいと夢みる日々です。

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MEMO

深みがあるヴィヴィッドカラーは秋冬のお洒落に映える!

次回は、この秋冬キャッチしたパリジェンヌのデニムスタイルの総集編をお届けします。次週配信予定。

写真/Olivier Leroy

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▼パリジェンヌのスナップは下のギャラリーをご覧ください▼

ルロワ 河島 裕子 / Hiroko Kawashima Leroy

ファッションライター

『家庭画報』をはじめ大人の女性に向けた雑誌で、ファッションやジュエリー、時計を中心に幅広く執筆。2018年より、家族とともに、拠点をフランス北部の田舎に移す。2019年夏、ついに憧れのブルゴーニュに家を購入! 夢は夫とともにB&Bを営むこと。行き当たりばったりのフランス移住エッセイ「意外となんとかなる!? 40代のフランス移住」を同サイトで連載中。

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