ファッション
2019/10/28
銀座の“粋”と“情熱”の物語 第4回 この街を愛し、支えている銀座人たち。1丁目から8丁目までの町ごとの会、並木通りや中央通りなど、通りごとの会など、組織の数は、なんと30以上。銀座の“横のつながり”の強さには驚くばかり。代々にわたって老舗を守ってきた人たちも、銀座で新たに店舗をスタートさせた人たちも、より心地よく美しい銀座になるように協力し合って街づくりに心を砕いています。そんな銀座で見つけた、とっておきの人、モノ、コトをご紹介します。前回の記事はこちら>>
室町時代から武士の装いに用いられてきたという「小紋」。江戸時代中期以降は身分を超えて多くの人々に愛され、現在に至っています。
そんな江戸小紋の染めをずっと手がけてきたのが、創業約100年の老舗、「廣瀬染工場」。
日本が誇る高度な染め物の技術を継承する4代目の廣瀬雄一さんに学んだパリの国立高等装飾美術学校の学生たちが、このたび“パリ小紋”のストールをデザインしました。
カシミヤ50パーセント、絹59パーセンチの、軽やかで心地よい風合い。サイズはさまざまなアレンジを楽しむことができる97×200センチ。ストール各3万5000円/和光
千鳥格子やフェスティバルというキーワードをもとに生まれた、江戸の粋とパリのエスプリが融合したストールです。ぜひ和光でチェックしてみましょう。
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/本誌・西山 航 取材・文/清水井朋子
撮影協力/教文館4階エインカレム ぎんざ空也 空いろ 銀座若菜 佐々木商店 東京鳩居堂 銀座本店 和光
『家庭画報』2019年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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