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迷い世代の服選び。“頑固さ”と“自分らしいスタイル”はどう違う?

2019.05.13

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迷い世代の服選び 「最近何を着ても似合わない」と悩む“ファッション迷い世代”の女性に向けて、雑誌『家庭画報』で活躍するスタイリストのおおさわ千春さんが、誰でも実践できる服選びのルールとポイントをお届けします。 これまでの記事を読む>>

迷い世代の服選び。“頑固さ”と“自分らしいスタイル”はどう違う?


迷い世代の服選び 45回
“頑固さ”を捨てた先に、新しいキレイがある


40代を過ぎてから、ようやく“自分らしいスタイル”がわかってきた、という方が多いのではないでしょうか? 服の色やデザイン、髪型のみならず、例えば食事やインテリアの好みなど、ライフスタイル全般において、“こうしていると落ち着く”ということが増えてくるのがこの世代。

何においても、自分らしさの軸を持つことはとても素敵なことですが、それが、いつの間にか“私はこうあるべき”という頑固さにすり替わってしまい、この先、進化していくことを阻む要因になってしまうことも。今回は、“頑固さ”と“自分らしいスタイル”がどう違うのかについて考えてみたいと思います。

進化を阻む“頑固さ”の正体は?


“ここだけは変えたくない”というこだわりを持つことは、“頑固さ”も“自分らしいスタイル”も一緒。しかし、その根底にある心持ちが違うのです。

若い頃の自分に執着して変えられずにいるのが“頑固”、たくさんの経験を経て自分自身で見つけたものが“スタイル”なんじゃないかというのが私の考え。

私自身も、今思えば“あの頃は頑固になっていたなぁ”と思い当たることがあります。

例えば、40代までは、脚を美しく見せてくれるヒールしか履かないと決めていたし、シャツを着る時には、胸元のV字開きをできるだけ深く見せるために、第2ボタンまで絶対にかけないというのがポリシーでした。

でも、50歳を少し過ぎたあるとき、ふと鏡を見て「私、なんだか変に頑張ってない?」と思ったのです。高いヒールや深い胸元の開きが、女を主張し過ぎているようで、なんだか格好悪い――そう思ったら、あれほどこだわっていたマイルールを、素直に変えてみようと思えたのです。

頑固になっているときは、たいてい自覚がないもの。それどころか、“これが私のスタイルなのよね”と自分自身に酔っていることも。でもね、大丈夫! あるときふっと素直に変えてみようと思える時が来ます。

周りの女性達の経験談を聞くと、48歳から50代前半くらいに、まるで長年の角質がぽろっと取れるように、頑固さから抜け出す人が多いような気がします。

年齢を重ねたことを現実として受け入れ、自分を客観的に見ることができるようになれば、自然と変わっていくように思います。
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