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意外と難しい? 冠婚葬祭用パールって普段使いできるの?

迷い世代の服選び 「最近何を着ても似合わない」と悩む“ファッション迷い世代”の女性に向けて、雑誌『家庭画報』で活躍するスタイリストのおおさわ千春さんが、誰でも実践できる服選びのルールとポイントをお届けします。 これまでの記事を読む>>

大人気ファッションコラム「迷い世代の服選び」。スタイリストのおおさわ千春さんが、誰でも実践できる服選びのルールとポイントをお届けしています。毎月の第4週目は、迷い世代のリアルな悩みにずばり答える「教えておおさわさん」のコーナーです。

【お悩み】

意外と難しい? 冠婚葬祭用パールって普段使いできるの?

若い頃からパールのネックレスが好きです。迷い世代ならではの素敵なあしらい方、種類、デザインがあれば教えてください。また、べっ甲、黒真珠、翡翠、琥珀などを譲り受ける年齢になりました。上手な活用法を知りたいです。

【お答えします】

日常使いのパールネックレスは珠サイズと長さを吟味しましょう。

日本人にとって、パールのネックレスは、一番なじみのあるジュエリーですよね。迷い世代なら、既に1本は持っている方が多いのではないでしょうか?

実は難易度が高い
フォーマルパールの普段使い

通常、最もベーシックといわれるのは、珠径7.5~8㎜くらいのサイズで、長さが42㎝前後のあこや真珠のネックレス。フォーマル(冠婚葬祭)に使用するのもこのタイプです。

正直、このタイプのパールのネックレスをデイリー使いするのは難しく、中途半端に使い回そうとすると、ネックレスのフォーマル感と洋服とのバランスが取れず、ちぐはぐな印象になってしまいます。

このアンバランス感を楽しめるようなお洒落に自信のある方でない限り、フォーマル専用と割り切って、大切に箱にしまっておくことをおすすめします。

普段使いしやすい
パールネックレスとは

もしも、この種のパールネックレスをデイリーに使いたいなら、長さを変えましょう。チョーカーのように短めの40~41㎝くらいにするか、80㎝くらいの長めのペンダントタイプにするかのどちらかにすると印象が変わり、ぐんとお洒落に見えます。もちろん、その2つをレイヤードしても素敵です。

迷い世代の方が、普段使いにするパールネックレスを買うなら、真珠の直径を大きめの10㎜以上にするのがおすすめです。ほんの数ミリサイズが違うだけで、華やかさが増して、エレガントに際立ちますよ。

親から受け継いだジュエリーの
今っぽい装い方

代々受け継がれてきたジュエリー、とっても素晴らしい宝物ですね! しかし、歴史ある「本物」ゆえに、一歩間違えると、おばあちゃんっぽく見える危険性もある気がします(笑)。

私なら、色石と洋服の色を合わせてワントーンでなじませるか、洋服は背景と捉えてシンプルな黒にし、ジュエリーを際立たせるかのどちらかでスタイリングすると思います。

べっ甲や琥珀なら、同じトーンのゴールドのジュエリーとミックスさせてもいいかもしれません。その時代ならではの貴重なデザインのジュエリーだと思いますので、あえてリメイクはせずに、今の服装にマッチさせてモダンに見せられたら素敵ですね。

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お悩み募集!…「迷い世代の服選び」では、皆さんからのファッションに関するお悩みや、おおさわさんへの質問を募集しています。こちらのフォームからお気軽にお寄せください

おおさわ千春/Chiharu Osawa

スタイリスト

雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている

イラスト/大橋美由紀 編集協力/湯澤実和子

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