
しなやかなカーブを描くヒールが、凜とした美しさと抜群の安定感を備えた名作シューズ「トランペット」。バックルまでもゴートスエードで包み込み光を消し去ったシューズに合わせたのは、眩い光を湛えたバッグ「ピルグリム」。バゲットカットのビジューの上下を、ハイジュエリーの技法を用いてさらにラインストーンで縁取ったバックルが、黒一色に華麗なるムードを演出します。
履き口からカバードバックルに至るまで、繊細なパンチングワークで縁取られた「ヴィヴ イン ザ シティ」。華奢なスティレットヒールからも女性らしさが立ち込めるよう。ともに持ちたいバッグは、カーフレザーからラッカー仕上げのバックルまで、ワントーンで統一された「ヴィヴ カバ」。クリーム色のトーンにより、洗練された現代のレディスタイルが生まれます。気品に満ちた台形シェイプながら、付属のワイドショルダーと合わせると軽やかな印象に一変。
1965年に誕生したメゾンで最もアイコニックな「ベル ヴィヴィエ」。やや深めのトゥと高さがありながら太めのヒールが、安定感抜群の歩きやすさを実現。同コレクションのチェーン付きウォレットは、斜めがけスタイルやクラッチバッグとしても楽しめます。ボルドーのひとさじによって、コーディネートがぐっと新鮮かつドラマティックな表情へと変わります。この記事の掲載号
『KATEIGAHO JOURNAL(家庭画報 ジャーナル)』
2025年12月6日発行号(非売品/Free)
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Photo:Fumito Shibasaki〈Donna〉 Styling:Mie Abe Text:Takako Kabasawa