ファッション

「すべてが直球。それでいて無邪気で乙女チックなところも」家族が語るコシノジュンコ

コシノジュンコという人生 最終回(全3回) 1960年代から日本ファッション界を牽引し、今もパワフルに活動するコシノジュンコさん。美大を目指していた才能溢れる少女はファッションデザイナーの道を進むこととなり、19歳にして早くもその才能を開花させます。以来、果てしない情熱と好奇心によって、人々に驚きと感動を与え続けてきました。

一方ではその深みと優しさのある言葉に励まされるかたも多いといいます。今回、大切にしている言葉を筆で書いていただきましたが、そこから幸せを呼ぶ人生哲学が見えてきました。ご家族の微笑ましいジュンコさん評も必見です。前回の記事はこちら>>

家族との暮らしのすべてがアイディアの源に左から息子の順之さん、ジュンコさん、夫の弘之さん、孫の之さん。全員がキリリ顔で写っているのはさすがご家族。

人生をデザインする──
家族との暮らしのすべてがアイディアの源に

ご家族との暮らしのすべてがデザインの発想につながるジュンコさん。結婚したことで紳士服「Mr. JUNKO」をスタート、そして妊娠・出産を機に対極の美のコンセプトが生まれ、子ども服「Petit JUNKO」を立ち上げました。

その後もライフスタイルの変化に伴い、器や家具、花火のデザインまで! ファッションだけにとどまらず、人生をデザインしていく好奇心と実行力はジュンコさんならではといえます。

「夢は見るものじゃない。ビジョンなの」と語るジュンコさんにとってなくてはならない存在が、夫であり会社代表でもある鈴木弘之さん、長男の順之(よりゆき)さんと孫の之(ゆき)さん。男性陣3人にジュンコさんについてお尋ねしてみたところ、家族だからこそのお答えが次々に。

コシノさんご家族少し笑顔。その後、「順之さんの小学校時代、ジュンコさんが文化祭の飾りつけに熱中するあまり、文化祭当日、順之さんを家に残して一人で登校した」話や、「妊娠中、ラマーズ法の講習会に仕事で行けず、出産に備えて予約していたベビーシッターさんに代理で行ってもらった」話など、ジュンコさんの面白エピソードで楽しい時間に。

孫の之さん曰く「物心ついたときから、『ジュンコ』と呼び捨てにしています。おばあちゃん? 一度も呼んだことありません」。

息子の順之さんはジュンコさんを評して「モンスター」。「いい意味ですよ(笑)。何かやろうと決めたら迷わず、休まず、一直線。生きるエネルギー、活力が圧倒的なんです」。

忙しい毎日にもかかわらず、週に2回、朝7時半からジムに通っているジュンコさん。確かに、超人的です。

手作りカード弘之さんからジュンコさんへ、順之さんご家族から“ジュンコとGiGi”への手作りカード。

ご結婚48年目を迎えられる夫の弘之さんはジュンコさんの魅力を「直感の人ですね。好き嫌いがはっきりしていて世間体を気にしない。すべてが直球。それでいて無邪気で乙女チックなところもある。囲碁を8月から一緒に習い始めたのですが、よくそれだけ熱心になれるなあと。好奇心旺盛に学ぶ姿勢と尽きない情熱は尊敬しています」。

モンスター級にパワフルだけれど、チャーミングで愛され力の高いジュンコさん。その素顔、納得です。

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