ファッション

日常を輝かせる上質なレザーアイテム

スタイリストのおおさわ千春さんが大人の女性が手にすべき「本物」をご紹介するこの連載。ご自身の体験談をもとに、迷い世代の日常に必要な“ブランドの力”をどう取り入れるべきかを指南いただきましょう。第41・42回は、おおさわさんが「モノの裏側に上質なライフスタイルが透けて見えるところが魅力」というトッズのレザーアイテムをご紹介します。

〔迷い世代の服選び〕
40代にこそ効く「ブランド力」
第41回 トッズ

年齢を重ねるたびに、好きになるブランドがあります。私にとってはトッズがそう。とんがったスタイルを好んでいた若い頃、トッズは「今の私には、普通すぎて似合わない」と思っていました。

しかし、自分自身が成熟し、もう何かに頼らなくても自分らしくいられるという自信が出てきた5~6年前くらいからでしょうか。上質だけれど主張しすぎないトッズを、改めて格好よく持ちたいと思うようになったのです。
おおさわさんが、この2年くらいの間に買ったトッズのバッグ。「右の“D スタイリング バッグ”は、スモーキーブルー×ベージュの色合わせに一目惚れして購入。このセンスがトッズならではだと思います。見た目よりもたくさん入るので、日常のいろいろな場面で愛用しています。左のトートは、パリコレでトッズに憧れて以来、どうしても欲しかったもの。同デザインのサイズ違いです。これは本当に使い勝手がよく、大小で買って大正解! 中は2ブロックに分かれていて、正面側にだけフラップがあります。私が好きなグレーの服とグラデーションになるカラーで、クロコ型押しがラグジュアリーでしょう? 革にしなやかさと厚みがあるから、ザクザク入れても型崩れしないんです。やっぱりレザーの質はピカイチだなと実感しています」(すべておおさわさん私物)

それ以来、バッグやスニーカーを愛用するようになりました。使うたびに、美しいレザーの質感や色合わせ、確かな実用性に惚れぼれしつつ、トッズを気負わず身につけられるようになった自分を、「なんかいいんじゃない?」と思えるようになったことが嬉しいのです。

ダイアナ元妃から火がついた
「上流が愛する靴」

もともと20世紀初頭からイタリアで3代続く老舗のシューメーカーを、現在の会長兼CEOディエゴ・デッラ・ヴァッレ氏が、自社ブランドとして創業したのが1979年。この年に、現在もトッズのアイコンになっている「ゴンミーニ」と呼ばれる、ソールに100個以上のラバーペプル(ゴム突起)をはめ込んだ一枚革のハンドメイドモカシンを発表。

その人の足にしっくりとなじむ、コンフォタブルな履き心地のゴンミーニは、創業以来変わらぬトッズのアイコンです。

わずか1000足からスタートしたこの靴は、吸いつくようなフィット感、美しい色合い、スポーティかつエレガントなデザインが評判となり、故ダイアナ元妃が愛用する靴として一気にブレイク。その後は、モナコのキャロライン王女、カトリーヌ・ドヌーヴ、フィアット社総帥であったジャンニ・アニェッリら、男女問わず、ゴンミーニを愛用するセレブリティの姿がパパラッチされるようになり、世界的なブームになりました。

1997年にはバッグコレクションが加わり、現在ではウェアや革小物、アクセサリーなど「レザー」をキーワードにしたアイテムを幅広くラインナップしています。

ゴンミーニを颯爽と履きこなす故ダイアナ元妃。持っているトートバッグもトッズのもの。

私がトッズに興味を持ったきっかけは、30代後半から約10年間通った、パリコレの会場で。当時、ちょうどバッグが発表された頃だったと思いますが、コレクションを見に来ているジャーナリストたちが、こぞってトッズのトートバッグを手にしていたのです。

カシミアのニットに合わせたレザーのトートに資料を詰め込んで、颯爽と歩く姿の格好良かったことと言ったら! その時、「世界のお洒落を牽引する人たちがさりげなく持つ、丈夫でモノもしっかり入るバッグ」がトッズなのだと認識したのです。

2021年春夏ミラノコレクションのバックステージで。トッズのクリエイティブ・ディレクター、ヴァルター・キアッポーニが手がけるイタリアンライフスタイルウェアは、どれもリラックス感漂うエレガンスに溢れています。

「トッズが似合う」は
真にお洒落な証し

トッズのクリエイションは、「中身ができ上がっていてこそ似合うもの」だと、つくづく感じています。究極の上質シンプルをデイリーに無理なく取り入れられるということは、生活そのものも“そのレベル”に到達していなければ、サマにならないからです。

実際、バッグを使ってみると、レザーが丈夫でキズがつきにくく、モノをたくさん入れても型崩れしない、スタイルに寄り添いつつ、持つ人をランクアップしてくれるデザインと、すべてがパーフェクト! レザースニーカーも愛用していますが、ラフになりすぎず、どこかエレガントに仕上がるのが気に入っています。

このブランドが似合うということは、お洒落の裏側にあるライフスタイルまで含めて成熟してきたという証し。迷い世代の皆さんは、まさにトッズが似合うようになるジャストタイミング! 次回は、この春是非トライしてほしい新作をご紹介します。

第42回 ラグジュアリーを知る大人が選ぶ、トッズの春小物>>

●お問い合わせ
トッズ・ジャパン
フリーダイヤル 0120-102-578
URL:https://www.tods.com/jp-ja/

トッズ 銀座 1周年記念
TOD’S × 家庭画報.com
オンラインイベント開催のお知らせ

2021年3月20日(土・祝)、今年オープン1周年を迎えたトッズの旗艦店「トッズ 銀座」からライブ配信する、スペシャル・オンラインイベントを開催します。

イタリアンファッションの魅力をたっぷりお届けするこのイベント。ゲストには家庭画報.com でも大人気のファッションスタイリストおおさわ千春さん、そしてプロフィギュアスケーターの荒川静香さんをお迎えいたします。

お申込み方法や内容などの詳細こちら>>

おおさわ千春/Chiharu Osawa

スタイリスト。

雑誌のほか、映画の衣装デザインや女優のスタイリングなどを幅広く手掛ける。着る人に合わせた的確なスタイリングやアドバイスは、多くの女優からも信頼を得ている。

〔迷い世代の服選び〕 40代にこそ効く「ブランド力」

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撮影/大見謝 星斗 編集協力/湯澤実和子

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