ファッション

定番だからこそ“自分らしさ”が問われるトレンチコート。パリジェンヌはどう着る?【3月のパリスナップ】

パリ、大人のおしゃれの見本帳 フランス移住2年目のファッションライターがパリの街で体当たり取材! 素敵な女性に声をかけ、着こなしの秘密を探ります。毎日のおしゃれに役立つ、ファッションスナップをお届け。連載一覧はこちら>>

ニュートラルなトレンチには“遊び”を投入して

パリ、大人のおしゃれの見本帳 39

天気が不安定な3月中旬は、意外と寒かったり暖かかったり。着る服に頭を悩ませるのは、フランスでも同じです。

防寒も大事だけれど、見た目は重くしたくない今の季節に頼れるのが、トレンチコートです。定番中の定番であるアイテムですが、パリジェンヌたちはそれを“自分色”に着こなしているのが印象的。

デザイン性の高いトレンチなら、一枚でさまになる

まずはこちらのエルザさん。トレンチ×黒ワンピースと、着こなしはベーシックですが、トレンチ自体がデザイン性の高い「マルゴ・ロンベール」のものをチョイス。それだけで着こなしが旬の雰囲気に。

「ザラ」のワンピースに、「エルメス」のスカーフや「グッチ」の靴を合わせ、ハイ&ローを上手に組み合わせているあたりも、パリジェンヌらしい肩の力の抜けたシックを感じさせます。

鮮やか色&ロックな小物でスパイシーに

定番トレンチをスパイシーに着こなしていたのが、ファッションを勉強する学生のマリー=リュンヌさんです。

よくよく見るとペイズリー柄のスカーフなど渋いアイテムも、カール・ラガーフェルドのスタッズバッグなどロックなアイテムと合わせることで、若い世代ならではの等身大のエレガンスを実現。

彼女のように、将来有望な若くおしゃれなパリジェンヌに出会えるのも、このファッションスナップの楽しいところです。

カラートレンチがひと味違った個性を演出

トレンチコートというとベージュが定番ですが、こちらのリズさんは深みのある赤のトレンチがひときわ目を引いていました。

着こなしはいたってシンプルですが、パリの街でこれだけ際立つカラートレンチの威力、すごいです。すでに定番トレンチをお持ちなら、カラーのものにトライしてみるのも、おすすめ。ベーシックスタイルがぐっと華やぐこと請け合いです。

パリジェンヌは「コートが主役のお洒落」が上手!>>

定番だけに、遊びが効いて自由な着こなしが楽しめる、奥の深いアイテム。ぜひ既成概念にとらわれることなく、自分流のおしゃれを見つけてみてください!

MEMO

永遠のベーシック、トレンチこそ“自分らしさ”が問われる

次回は季節の彩りに効く、スカーフのおしゃれをリポート。3月24日配信予定。

写真/Olivier Leroy

ルロワ 河島 裕子 / Hiroko Kawashima Leroy

ファッションライター

『家庭画報』をはじめ大人の女性に向けた雑誌で、ファッションやジュエリー、時計を中心に幅広く執筆。2018年より、家族とともに、拠点をフランス北部の田舎に移す。2019年夏、ついに憧れのブルゴーニュに家を購入! 夢は夫とともにB&Bを営むこと。家庭画報.comで、パリの第一線で活躍する日本人のルポルタージュ「美を紡ぐ人々」、行き当たりばったりのフランス移住エッセイ「意外となんとかなる!? 40代のフランス移住」を連載中。

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