時計

パールとダイヤモンドが2大エレメント。日本発のジュエラーが創る本格的な腕時計〔TASAKI〕

〔特集〕
あの最高峰時計はなぜ愛されるのか?vol.3|08

【特集】あの最高峰時計はなぜ愛されるのか? 家庭画報.comが最高峰時計ブランドの“愛される理由”を徹底分析。各ブランドから、歴史や性能を楽しめる「入門時計」、私のスタイルにフィットする「定番時計」、いつかは欲しい「夢時計」の3本をご紹介します。特集トップはこちら>>

「TASAKI」の誕生

TASAKIは、1954年に「田崎真珠」として真珠養殖業から加工販売まで行うパールに特化したジュエラーとしてスタート。1970年には絶滅寸前であったマベ真珠の世界初の養殖に成功し、国内外より高い評価を得ました。そして1994年にダイヤモンド原石供給元「デビアスグループ」の厳しい審査をクリアし、日本で唯一のサイトホルダー資格を取得して、高品質の天然ダイヤモンドを安定的に仕入れられるようになりました。

長崎県九十九島の真珠養殖場の風景。ブランドの歴史は、創業者の父である田崎甚作が長崎県で養殖場を開設したことから始まりました。

パールとダイヤモンドという2大宝石を中心としたジュエラーとしてより世界的ブランドへ飛躍させるために、2009年秋にブランド名の変更を行い「TASAKI」として、クリエイティブ ディレクターにファッションデザイナーのタクーン・パニクガルを起用。今までにないモードなデザインのパールとダイヤモンドのジュエリーを発表し、ファッション界で大ブームになりました。2016年パリのヴァンドーム広場を臨むラグジュアリーホテル「リッツ・パリ」内に「TASAKI au Ritz Paris」をオープンし、世界屈指のハイジュエラーへ。このブティックでは、特別にデザインされたハイジュエリーコレクションをはじめ、代表作や最新ジュエリーを揃えています。

2017年9月からクリエイティブ ディレクターを務めるプラバル・グルン(上)。N.Y.コレクションでは自身のファッションショーで「TASAKI Atelier」の新作ジュエリー(下)を発表。

高級時計市場への参入

「TASAKI」をラグジュアリーブランドとしてより充実させるべく、2015年に高級腕時計コレクション“TASAKI TIMEPIECES”を発表。このコレクションは最高の“クオリティ・クリエイティビティ・クラフツマンシップ”による、日本ならではの美意識にこだわり、TASAKIの2大エレメントであるパールとダイヤモンドを使用しているのが特徴です。トゥールビヨンを搭載した「オデッサ トゥールビヨン」は、日本人の独立時計師・浅岡肇が製作。1本の小さなネジに至るまですべてのパーツを手作りで仕上げています。

海外でも高い評価を得たTASAKIの時計は、高級時計市場に参入して4シーズン目の2018年以降、“クラフツマンシップ”をキーワードに、スイスのマニュファクチュール「ヴォーシェ社」とパートナーシップを締結。スイスで時計開発の最前線に立つ日本人技術者と共に“日本の魂を持つ、スイスメイドの時計製作”という新しいチャレンジを試み、「バランス」シリーズを発表しています。

写真奥の人物が、スイスで時計の開発・製造責任者と副社長を兼任する浜口尚大。ヴォーシェ社のスタッフと共に、日本の美意識に基づく時計製作を担っています。

Information

〔特集〕あの最高峰時計はなぜ愛されるのか?

表示価格はすべて税別です。
撮影/サトウアサ 取材・文/磯 由利子 スタイリング/長谷川 綾

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2019年6月1日(土)発売

心潤す緑陰の美術館へ『家庭画報』2019年7月号

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading