時計

オーデマ ピゲの本社、スイス・ジュウ渓谷で 体感した伝統と革新の時計作り

2日目の朝、いよいよジュウ渓谷、本拠地ル・ブラッシュへ

今回、宿泊したのは、ジュネーブのレマン湖畔にあるリッツ・カールトン・ジュネーブ。初のジュネーブ滞在でしたが、ここは本当に時計の街だと実感。湖畔沿いには錚々たる名門時計ブランドの看板がズラリと並び、壮観。もちろんオーデマ ピゲの文字もあります。オーデマ ピゲの存在感はリッツ・カールトン・ジュネーブの中にも。掛け時計が何とオーデマ ピゲ! ほかにもアートプロジェクトの展示もあり、地元に根付いたこのブランドへのリスペクトが感じられます。

 

ジュネーブから車で約2時間ほどの街ル・ブラッシュのオーデマ ピゲの本社、工房、ミュージアムを訪問。ジュウ渓谷というジュラ山脈に囲まれた荘厳な美しさをたたえた岩地にあります。この地は“複雑時計のゆりかご”とも呼ばれるジュウ渓谷の天然資源である森、水、氷、そして鉄鉱石を含んだ岩が、スイス時計産業の発展・繁栄の素地を築きました。澄んだ美しい夜空を眺めることができる雄大な手つかずの自然が、時計師たちにインスピレーションを与えてきたといいます。天文学に基づく複雑時計のメカニズムは、この自然環境があったからこその発展と納得。

 

 

 

1907年に建設された本社は、現在もそのままの姿を残しています。まず訪れたのはフランソワCEOのデスク。

陽気で柔軟な彼の発想力を表すかのような部屋で、ドアにはヨーダ(スターウォーズ)の名言“Do or do not there is no TRY”(やってみるではダメ。やるか、やらないか)の文字が。うーん深い!

続いてジャスミン・オーデマ会長から、ブランドの歴史について、そしてオーデマ ピゲが1992年から取り取り組んでいる「オーデマ ピゲ基金」についてレクチャーしていただきました。ほかのラグジュアリーブランドが環境保護について本格的に取り組む前からスタートしている事業で、自然を大切にする姿勢はこのブランドのアイデンティティなのです。

そしてレディスウォッチの歴史についてもお勉強。創業間もない頃から、複雑機能を開発しながら“小さく、薄く”に挑戦してきた技術力がレディスウォッチの発展に貢献してきたといいます。そして現在、プロダクトチーム8人のうち女性が4人という、女性ならではの感性を大切にする社風があります。

1920年代のアンティーク時計。100年前から“小さく、薄く、そして美しい”複雑時計づくりに取り組んでいました。

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