時計
2023/01/27
人生を彩る時計メゾン 「リシャール・ミル」後編 透明の腕時計を作れるなんて、誰が予測できたでしょうか。ガラスのようなクリアケースの腕時計。もちろんそれは、割れやすいガラスではなく、ダイヤに次ぐ硬度を持つといわれる素材、サファイアクリスタルです。世界で初めて、サファイアクリスタルの時計ケースにチャレンジしたのは、世界トップクラスの時計製造技術を持つスイスの時計ブランド「リシャール・ミル」。かつて見たこともない衝撃的な腕時計で、我々を異次元の世界へと誘います。前回の記事はこちら>>
ハリウッドで活躍する女優ミシェル・ヨー氏もリシャール・ミル ファミリーのひとり。これまでさまざまなコラボレーションを発表し、リシャール・ミルとともに美を追求してきました。
リシャール・ミルの時計は、どれも生産数の少ないモデルばかりですが、レディスモデルの中で定番的な人気を誇っているのが「RM 07-01 オートマティック レディス」シリーズです。ケースの素材やカラーバリエーションが豊富で、無理なく着けられるサイズ感も魅力です。
「RM 07-01 オートマティック レディス」(カーボンTPT®、ラバーストラップ、ケース縦45.66×横31.40ミリ、自動巻き)1265万円
「RM 07-01 オートマティック レディス」(TZPブラックセラミックス×ダイヤモンド×RG、ラバーストラップ、ケース縦45.66×横31.40ミリ、自動巻き)3388万円
「RM 07-01 オートマティック レディス」(ATZホワイトセラミックス×ダイヤモンド×RG、ラバーストラップ、ケース縦45.66×横31.40ミリ、自動巻き)3388万円/すべてリシャール・ミル(リシャールミルジャパン)
工芸的な美しさを、複雑なメカニズムで表現してきた数々の傑作時計をご紹介します。
1.ブレゲ
1-1 【前編】マリー・アントワネットがオーダーした伝説の時計
1-2 【後編】多くの時計師に影響を与えたアブラアン‐ルイ・ブレゲ
2.ウブロ
2-1 【前編】独自の素材への追求が、新時代の扉を開く
2-2 【後編】ウブロのDNA「アート・オブ・フュージョン」
3.リシャール・ミル
3-1 【前編】技術で世界を魅了してきたリシャール・ミルの実力
3-2 【後編】女性から愛される理由はメカニズムと美へのこだわり
表示価格はすべて税込みです。
撮影/Fumito Shibasaki 〈Donna〉 構成・文/市塚忠義
『家庭画報』2023年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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