• TOP
  • 健康
  • 東洋医学
  • 「横骨」は泌尿器と生殖器の不調に作用するツボ。月経不順や尿漏れを改善します

東洋医学

「横骨」は泌尿器と生殖器の不調に作用するツボ。月経不順や尿漏れを改善します

2026.08.05

  • facebook
  • line
  • twitter

不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

横骨(おうこつ):腎経のツボ

ツボ名の由来

恥骨のことを、昔は横骨と呼んでいました。このツボは、恥骨の上方にあることから、横骨と名づけられています。

横骨(おうこつ):腎経のツボ

ツボの場所

へその下5寸にある曲骨(きょっこつ)を取り、その両側0.5寸

刺激の仕方
両手の親指または中指の腹を横骨に垂直に当て、ゆっくり息を吐きながら少し強めにツボを押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを左右同時に5回繰り返しましょう。

効能・作用

月経不順、無月経、精力減退、勃起不全、尿漏れ、排尿困難、陰部の痛み、鼠径部の痛みなど


1.腎は生殖器、泌尿器の機能を主管しています。横骨は腎の働きを強くすることにより、腎の機能低下によって起こる月経不順、無月経、精力減退、勃起不全、尿漏れ、排尿困難などの症状を緩和させる作用があります。

2.局所作用として、陰部の痛み、鼠径部の痛みなどを緩和させる作用があります。

【豆知識】
横骨は腎経のツボですが、このツボの部位で月経と関係がある衝脈(しょうみゃく)という経絡が交わっているため、腎経と衝脈の両サイドから月経を調える「調経(ちょうけい)」作用にすぐれています。

ツボ取りに役立つ「同身寸法」
親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。

親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。


ツボの探し方としては、ご自身の指の長さや幅から位置を割り出す「同身寸法」という方法が適しています。“自分の体は自分で測る”という考え方で、体格差などから一律に「cm」で表せないツボの位置も、同身寸法なら測ることができます。この連載では、しばしば「へその上3寸」といった表現が出てきますが、その際には上記の「同身寸法」を用いてツボを取ってみてください。

文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 08 / 05

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 08 / 05

他の星座を見る