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東洋医学

鼻づまり、アレルギー性鼻炎の改善のほか、ショック状態から回復させる働きも

2026.06.28

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

素髎(そりょう):督脈のツボ

ツボ名の由来

「素」には原始という意味があり、また白色を指します。「髎」は骨の穴を指します。古代では、一身(人の体)の始まりは鼻にあると見なされていました。肺は鼻に通じており、肺の色は白であり、素髎というツボは鼻の先端にあることから、素髎と名づけられています。

素髎(そりょう):督脈のツボ

ツボの場所

鼻の先端の中央

刺激の仕方
人差し指、または中指の爪を素髎に垂直に当て、10秒くらい押さえます。これを3回~5回繰り返しましょう。

効能・作用

鼻づまり、アレルギー性鼻炎、鼻出血、意識障害、ショック状態など


1.局所作用として、鼻づまり、アレルギー性鼻炎、鼻出血などの鼻の症状を緩和させる作用があります。

2.督脈という経絡は脳に連絡しており、督脈のツボの中でも素髎は脳の機能に直接働きかけて、ショック状態や意識の回復を促す作用があります。

【豆知識】
現代の臨床研究によると、素髎には血圧を上昇させる作用と、呼吸不全を調整する作用があることが認められています。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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