• TOP
  • 健康
  • 東洋医学
  • 心臓に近く「心」の病を治療するツボ「心兪」。不眠や不安感もやわらげます

東洋医学

心臓に近く「心」の病を治療するツボ「心兪」。不眠や不安感もやわらげます

2026.06.21

  • facebook
  • line
  • twitter

不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

心兪(しんゆ):膀胱経のツボ

ツボ名の由来

心兪は心臓に近く、心の気が巡って入るところであり、「心」の病を治療する重要なツボであることから、心兪と名づけられています。

心兪(しんゆ):膀胱経のツボ

ツボの場所

第5胸椎棘突起(きょくとっき)の下のくぼみに神道(しんどう)を取り、その両側1.5寸

刺激の仕方
親指の腹を心兪に垂直に当て、ゆっくりと息を吐きながら押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを左右同時に5回繰り返しましょう。自分では押しにくいので、誰かに押してもらうとよいでしょう。

効能・作用

不眠、多夢(睡眠中に夢を多く見る)、精神不安、健忘、動悸、狭心痛など


1.心は神志(下部の「豆知識」を参照)を主管していますが、心兪は心を穏やかにして精神を安定させることにより、不眠、多夢、精神不安、健忘などの症状を緩和させる作用があります。

2.心は血脈をつかさどっていますが、心兪は血液の循環を改善させることにより、動悸、狭心痛などの症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
「神志」は、精神・意識・思惟活動など、いわゆる精神活動全般を指します。記憶や知覚も、神志の領域です。

ツボ取りに役立つ「同身寸法」
親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。

親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。


ツボの探し方としては、ご自身の指の長さや幅から位置を割り出す「同身寸法」という方法が適しています。“自分の体は自分で測る”という考え方で、体格差などから一律に「cm」で表せないツボの位置も、同身寸法なら測ることができます。この連載では、しばしば「へその上3寸」といった表現が出てきますが、その際には上記の「同身寸法」を用いてツボを取ってみてください。

文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 06 / 21

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 06 / 21

他の星座を見る