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東洋医学

腹痛や下痢など胃腸症状に効く「章門」。脇腹の痛みや肋間神経痛にも奏効します

2026.06.15

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

章門(しょうもん):肝経のツボ

ツボ名の由来

「章」は、明らかという意味です。章門は肝経のツボであり、肝は季節では春と関係が密接だとされています。「章」は、春の日・春の空がうららかであり、すべてのものが明るく美しく見える様子を表しており、また章門が位置する脇部は左右に分かれて門の形をしていることから、このツボは章門と名づけられています。

章門(しょうもん):肝経のツボ

ツボの場所

側腹部の第11肋骨端の下縁

刺激の仕方
親指、または中指の腹を章門に垂直に当て、ゆっくりと息を吐きながら少し強めにツボを押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを左右同時に5回繰り返しましょう。

効能・作用

腹痛、腹部の膨満感、下痢、脇腹の痛み、肋間神経痛など


1.脾の募穴(ぼけつ・重要なツボ)であることから、脾の病による腹痛、腹部の膨満感、下痢などの症状を緩和させる作用があります。

2.局所作用として、脇腹の痛み、肋間神経痛などの痛みを緩和させる作用があります。

【豆知識】
章門は脾の募穴であり、また八会穴(はちえけつ)の臓会(ぞうえ)とされています。八会穴は生理上、臓・腑・気・血・筋・脈・骨・髄と密接な関係があるツボで、臓会、腑会、気会、血会、筋会、脈会、骨会、髄会と呼ばれる8つのツボがあることから、「八会穴」と呼ばれています。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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