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東洋医学

腰痛や股関節痛、下肢の麻痺に奏効する「居髎」。下半身の不調に広く対応

2026.06.09

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

居髎(きょりょう):胆経のツボ

ツボ名の由来

「居」は、かがむことを意味し、「髎」は骨に挟まれた隙間、くぼみを意味します。膝を曲げて腰をかがめると、このツボの部位にくぼみができるので、居髎と名づけられています。

居髎(きょりょう):胆経のツボ

ツボの場所

上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)と大腿骨大転子の頂点(最も高いところ)を結んだ線の中点

刺激の仕方
患側(症状がある側)の居髎に親指の腹を垂直に当て、ゆっくり息を吐いているときに押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを5回繰り返しましょう。

効能・作用

腰部・大腿部の痛み、股関節の痛み、下肢の麻痺など


胆経の経絡の通りをよくし、気の巡りを改善することにより、胆経が巡っている腰下肢外側の腰部・大腿部の痛み、股関節の痛み、下肢の麻痺などの症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
下肢のしびれ・痛み、麻痺の治療において、居髎というツボは環跳(かんちょう)、風市(ふうし)、陽陵泉(ようりょうせん)などと一緒に用いられています。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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