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東洋医学

腰痛とは違うお尻や太もも裏の痛み、坐骨神経痛や痔にも用いる「承扶」のツボ

2026.05.19

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

承扶(しょうふ):膀胱経のツボ

ツボ名の由来

「承」は受けること、「扶」は扶助する、助けるという意味です。承扶というツボは太ももの付け根にあり、体重を受け止めて支え、倒れないように扶助することから、承扶と名づけられています。

承扶(しょうふ):膀胱経のツボ

ツボの場所

臀部(尻)にあり、臀溝(臀部と太ももの境界の溝)の中点

刺激の仕方
うつ伏せになり、両手の中指の腹を垂直に承扶に当て、ゆっくりと息を吐きながら承扶を押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを5回繰り返しましょう。

効能・作用

仙骨部・臀部・大腿部の痛み、腰下肢の痛み、坐骨神経痛、痔、排尿困難など


1.局所作用として、仙骨部・臀部・大腿部の痛み、腰下肢の痛み、坐骨神経痛などの痛みを緩和させる作用があります。

2.承扶は膀胱経のツボであり、また肛門と泌尿器の近くにあるので、痔や排尿困難などの症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
承扶には、筋を緩めて伸ばし、経絡の通りをよくする効能があるので、局所作用として仙骨部・臀部・大腿部の痛み、腰下肢の痛み、坐骨神経痛などの痛みを緩和させることが期待できます。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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