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東洋医学

歯痛や頬の腫れを緩和する「頬車」。口や目のゆがみ、三叉神経痛の治療にも用います

2026.04.26

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

頬車(きょうしゃ):胃経のツボ

ツボ名の由来

顔の両側を「頬」といいますが、頬の部位にある下顎骨を古人は「頬車」骨と呼んでいました。頬車というツボは、ちょうどその部位にあることから、頬車と名づけられました。

頬車(きょうしゃ):胃経のツボ

ツボの場所

下顎角(エラ)から中指1つぶん前上方のところ

刺激の仕方
両手の人差し指、または中指の腹を垂直に当て、ゆっくりと息を吐きながら押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを5回繰り返しましょう。

効能・作用

頬の腫れ、歯痛、口や目のゆがみ、三叉神経痛など


局所作用として、頬の腫れ、歯痛、口や目のゆがみ、三叉神経痛などの症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
1.頬車の場所は、下顎角(エラ)から中指1つぶん前上方のところですが、歯を噛むと筋肉が盛り上がるところで、押さえるとくぼみができるところに取ります。

2.歯痛、口や目のゆがみを治療する場合は、合谷(ごうこく)と一緒に用いると効果が高まることがあります。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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