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東洋医学

腎の機能を高めて腰痛やむくみを緩和する「京門」。肋間神経痛もやわらげます

2026.04.22

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

京門(けいもん):胆経のツボ

ツボ名の由来

「京」は、都のことであり、重要という意味があります。「門」は門戸のことです。京門は、全身の水を主管する腎の募穴(ぼけつ・重要なツボ)であり、水道の門戸ともいえる重要なツボであることから、京門と名づけられています。

京門(けいもん):胆経のツボ

ツボの場所

側胸部で、第12肋骨の先端の下縁

刺激の仕方
中指の腹をツボに垂直に当て、ゆっくり息を吐きながら少し強めにツボを押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを左右同時に5回繰り返しましょう。

効能・作用

腰痛、むくみ、肋間神経痛など


1.腎の機能を高め、腰の状態を改善する効能があり、腰痛、むくみを改善させる作用があります。

2.局所作用として、肋間神経痛の痛みを緩和させる作用があります。

【豆知識】
1.腎は全身の水を主管するとされています。各臓腑の募穴は、関連する臓腑の生理機能を調整する重要なツボです。京門は、腎の募穴とされています。

2.尿の出が悪い場合、京門は腎経のツボである照海(しょうかい)と一緒に用いられることがあります。

ツボ取りに役立つ「同身寸法」
親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。

親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。


ツボの探し方としては、ご自身の指の長さや幅から位置を割り出す「同身寸法」という方法が適しています。“自分の体は自分で測る”という考え方で、体格差などから一律に「cm」で表せないツボの位置も、同身寸法なら測ることができます。この連載では、しばしば「へその上3寸」といった表現が出てきますが、その際には上記の「同身寸法」を用いてツボを取ってみてください。

文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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