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東洋医学

下の歯痛や歯肉炎、口内炎など局所に作用する「承漿」。口腔トラブルの応急処置に

2026.04.16

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

承漿(しょうしょう):任脈のツボ

ツボ名の由来

「承」は受けることを指し、「漿」はよだれのことです。承漿というツボは、下唇の下の正中線上のくぼみにあり、ここはよだれを受けることから承漿と名づけられています。

承漿(しょうしょう):任脈のツボ

ツボの場所

オトガイ唇溝(下唇の下で、あごの先端との境目にある横向きの溝)の中央のくぼみ

刺激の仕方
人差し指、または中指の腹を垂直に承漿に当て、ゆっくり息を吐きながら少し強めに押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを5回繰り返しましょう。

効能・作用

下の歯痛、歯肉の腫れ・出血、口内炎など


局所作用として、下の歯の痛み、歯肉の腫れ・出血、口内炎などの症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
1.よだれが多く出るときは、承漿と廉泉(れんせん)を一緒に押さえるといいでしょう。

2.下の歯の痛みには、合谷(ごうこく)と一緒に押さえるといいでしょう。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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