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東洋医学

精神を安定させる「金門」は小児のひきつけに用いるツボ。下肢のしびれも緩和します

2026.04.04

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

金門(きんもん):膀胱経のツボ

ツボ名の由来

「金」は貴重なもののたとえです。金門というツボは、気血が集まる貴重で重要なツボであり、金や玉のように貴重なものであることから、金門と名づけられています。

金門(きんもん):膀胱経のツボ

ツボの場所

外くるぶし前縁の直下で、立方骨の下方のくぼみ

刺激の仕方
中指の腹を金門に垂直に当て、ゆっくり息を吐きながら少し強めに押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを左右同時に5回繰り返しましょう。

効能・作用

小児のひきつけ、てんかん、腰痛、下肢のしびれ・痛み


1.金門にはけいれんを止め、精神を安定させる効能があり、小児のひきつけ、てんかんの症状を緩和させる作用があります。

2.金門は膀胱経のツボであり、膀胱経の経絡の通りをよくすることにより、膀胱経が巡っている腰や下肢の上記の症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
小児のひきつけ、てんかんに対しては、金門はけいれんを止めて、筋を緩めて伸ばす効能がある膀胱経のツボ、僕参(ぼくしん)と一緒に用いるとよいとされています。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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