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東洋医学

「労宮」はメンタル不調を癒すツボ。舌の口内炎や手のひらの多汗症にも用います

2026.03.31

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

労宮(ろうきゅう):心包経のツボ

ツボ名の由来

「労」は労働を指し、「宮」は中央、中心を指します。労宮というツボは、手のひらの中央に位置し、そこが労働時に手を握ると中指の先端が当たる所であることから、労宮と名づけられています。

労宮(ろうきゅう):心包経のツボ

ツボの場所

手のひらの中央、第2・第3中手骨の間で、手を握ると中指の先端が当たるところ

刺激の仕方
一方の親指の腹を反対の手の労宮に垂直に当て、ゆっくり息を吐きながら少し強めに押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを左右それぞれ3回繰り返しましょう。

効能・作用

精神不安、舌炎、手のひらの多汗症、ばね指など


1.心の熱を冷まして精神を安定させる効能があり、心の熱による精神不安を緩和させる作用があります。

2.心の熱を冷ますことにより、心の熱により起こる舌炎を改善する作用があります。

3.心の熱を冷ますことにより、局所作用として心の熱による手のひらの多汗症を緩和させる作用があります。

4.局所作用として、ばね指の症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
1.東洋医学では、心は精神・意識・思惟などの機能を統括しています。心に熱があると、精神・意識・思惟などの機能に異常が起こることがあります。

2.東洋医学では、心と舌はとても密接な関係にあります。心の竅(きょう。穴の意味)は、舌にあるとされています。

3.東洋医学では、「汗は心の液」とされています。心に問題があると、汗の異常が現れやすいとされています。これは逆に考えると、汗の異常がある場合は、心をチェックしましょうということになります。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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