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東洋医学

不安感が強く悪夢を見るときに頼れるツボ「厲兌」。口内炎や歯痛、車酔いにも

2026.03.28

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

厲兌(れいだ):胃経のツボ

ツボ名の由来

「厲」は厳しいという意味で、「兌」はここでは門戸の意味です。このツボは、胃経の井穴(せいけつ。始点のツボ)で、ちょうど厳しく監視された門戸のようであることから、厲兌と名づけられています。また「兌」は先端を指し、厲兌というツボが足の指の先端にあるため、厲兌と名づけられたという説もあります。

ツボの場所

足の人差し指の外側、爪甲の角から一分(0.1寸)離れたところ

厲兌(れいだ):胃経のツボ 刺激の仕方
親指の爪を垂直に当てて5秒くらい押し、これを左右同時に5回繰り返します。爪楊枝、ヘアピンなどで厲兌を刺激してもよいです。

効能・作用

精神不安、悪夢、口内炎、歯痛、車酔いなど

1.鎮静にして精神を安定させる効能があり、精神不安、悪夢などを緩和させる作用があります。


2.胃の熱を冷まし、胃を整える効能があり、胃の不調によって起こる口内炎、歯痛、車酔いなどの症状を緩和させる作用があります。

【豆知識】
夢でうなされるような場合には、厲兌と隠白(いんぱく)を一緒に用いるとよいとされています。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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