• TOP
  • 健康
  • 東洋医学
  • 心を穏やかにする「神道」は、物忘れや不安感、不眠、動悸を改善するツボです

東洋医学

心を穏やかにする「神道」は、物忘れや不安感、不眠、動悸を改善するツボです

2026.03.11

  • facebook
  • line
  • twitter

不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

神道(しんどう):督脈のツボ

ツボ名の由来

「神」は心神(心と精神)を指し、「道」は通路を指しています。このツボの両側には心兪(しんゆ)というツボあり、「神」は心に通じ、精神・神経性疾患を治療することから、神道と名づけられています。

神道(しんどう):督脈のツボ

ツボの場所

背部の正中線上で、第5胸椎棘突起(きょくとっき)の下のくぼみ。まず第7胸椎棘突起(両側の肩甲骨の下の角を結ぶ線と脊柱との交点)の下のくぼみに至陽(しよう)というツボを取ります。そこから2つ上の棘突起の下のくぼみに神道を取ります。

刺激の仕方
人差し指または親指の腹をツボに垂直に当て、ゆっくり息を吐いているときに押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを5回繰り返しましょう。自分では押しにくいので、誰かに押してもらうとよいでしょう。

効能・作用

健忘、気分の落ち込み、不眠、動悸、腰背部のこわばり・痛みなど


1.心が統括している「神」を調える効能により、健忘、気分の落ち込み、不眠などの症状を緩和させる作用があります。

2.心を調えることにより、動悸を緩和させる作用があります。

3.督脈の気の巡りをよくすることにより、督脈が巡っている部位である腰背部のこわばり・痛みを緩和させる作用があります。

【豆知識】
「神」・「心神」は、精神・意識・思惟活動、いわゆる精神活動全般を指します。記憶や知覚も、「神」の領域です。神門(しんもん)神庭(しんてい)、神堂(しんどう)、本神(ほんじん)といった「神」という字のつくツボには、すべて「神」を調える「調神」作用、脳を健やかにする「健脳」作用があります。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 03 / 11

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 03 / 11

他の星座を見る