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東洋医学

便秘、下痢、脱肛に効く「長強」。精神不安やてんかんの症状もやわらげます

2026.03.01

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

長強(ちょうきょう):督脈のツボ

ツボ名の由来

「長」は、督脈がこのツボから脊柱に沿って頭部へと上り、その巡りが長いことを指しており、「強」はその作用が強いことから、長強と名づけられています。

長強(ちょうきょう):督脈のツボ

ツボの場所

尾骨下端と肛門の間のくぼみ

刺激の仕方
中指の腹をツボに垂直に当て、ゆっくりと息を吐きながらツボを押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを5回繰り返しましょう。

効能・作用

精神不安、てんかん、下痢、便秘、脱肛、痔など


1.精神を安定させることにより、精神不安、てんかんなどの症状を緩和させる作用があります。

2.肛門は消化管の出口であり、消化管を調整することにより下痢、便秘、脱肛、痔などの症状を緩和させる作用があります。

3.便を通じさせることにより、痔を緩和させる作用があります。

【豆知識】
長強への鍼治療は、慢性の下痢が原因で起こる脱肛に対して、よい効果を収めています。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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