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東洋医学

咳がつらいときには「雲門」のツボ押しを。五十肩の痛みも和らげ動きがスムーズに

2026.01.20

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不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。連載一覧はこちら>>

雲門(うんもん):肺経のツボ

ツボ名の由来

ここでの「雲」は霧をいい、「門」は出入りする門のことです。体内で肺の気がちょうど霧のように初めて出てくる門ということから、雲門と名づけられています。

雲門(うんもん):肺経のツボ

ツボの場所

鎖骨の外端の下にできる三角形のくぼみの中心

刺激の仕方
右の中指の腹を左の雲門に垂直に当てます。ゆっくり息を吐きながら少し強めに雲門を押さえていき、息を吸うときに指を戻します。これを5回繰り返しましょう。反対側も同様に行います。左右のツボを同時に刺激してもかまいません。

効能・作用

咳、喘息、五十肩など


1.肺の気を下降させる効能があるので、咳や喘息を緩和させる作用があります。

2.局所作用として、五十肩の肩の前方の痛みを緩和させる作用があります。

【豆知識】
肩の前方の痛みのために肩を上げることができず、雲門を押さえると圧痛がある場合は、中指の腹で雲門を押さえながら、ゆっくり肩を回してみてください。肩の前方の痛みが緩和して、少しずつ肩が上がるようになることがあります。
文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

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