• TOP
  • 健康
  • 東洋医学
  • からだ本来の力を目覚めさせ不調を改善する「毎日の1分ツボ押し」連載が始まります

東洋医学

からだ本来の力を目覚めさせ不調を改善する「毎日の1分ツボ押し」連載が始まります

2025.12.01

  • facebook
  • line
  • twitter

不調スッキリ! 毎日のツボ押し365 中医学のエキスパートである鍼灸師の兵頭 明先生が、ツボの効能や位置、効くメカニズムを解説します。健康の土台作りに、不調改善に、1日1分のツボ押しを習慣にしましょう。

からだに宿る生命力をサポートする「ツボの力」

いったい私達のからだには、どのような力が宿っているのでしょうか。

一般的に、多くの人は自分自身の生きる力、病気にかからない力、病気になっても自分で治ろうとする力について、普段はあまり関心がないようです。

健康を維持する力、体調を整える力、疾病を予防する力、症状を改善する力、美容をサポートする力、アンチエイジングの力、ウェルエイジングの力……など、私たちには本来いろいろな力が備わっています。その力をサポートしているのが、ご自身の“ツボの力”なのです。


私たちのからだは、いろいろな部品の集合体ではなく、一つの有機的な統一体を形成しています。いま一度、全人的・総合的な視点からご自身のからだについて見つめ直していただけたら幸いです。 

ツボ押しで離れた場所の治療ができる理由

東洋医学では、「経絡(けいらく)」と呼ばれる情報伝達システムがからだじゅうに張り巡らされていると考えます。

目、耳、鼻、舌といった器管の機能と内臓の状態とは密接な関係にあり、経絡がそれらをつないでいます。内臓に変調が起きると、同じ経絡上にある別の器官に異常が伝わり、症状として現れます。このように内臓と諸器官とを連絡させている情報伝達システムを「経絡系統」と呼びます。

そしてこの経絡系統上に一定の法則をもってツボが存在しています。ツボはからだに点在しているのではなく、内臓系統や諸器官を調整する経絡系統上の“ステーション”の役割を担っています。

ツボを刺激すると、経絡を通じて離れた場所にも刺激が伝わるので、たとえば足のツボを押すことで内臓や肩こり、歯の痛みなどを治療することもできるのです。


からだを整える1日1分のツボ押しを!

ツボ療法は日本の文化です。日本における医療の中で、そして民間療法の中で、1500年の長きにわたって私たちの健康管理、疾病予防、そして疾病治療の面で大いに貢献してくれているツボは、お一人おひとりが持っている自己調整のためのスイッチなのです。

この連載を通じて、ぜひご自身の持っている力に気づき、ご自身のツボを活用し、ご自身の健康管理、疾病予防、体調管理にツボを役立てていただきたいと思います。

明日からは、いよいよ各ツボの解説に入っていきます。毎日1分のツボ押しを、ぜひ取り入れてみてください。



ツボ取りに役立つ「同身寸法」
親指の幅が1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅が2寸、人差し指から小指までを合わせた幅が3寸となる。

親指の幅を1寸、人差し指・中指・薬指を合わせた幅を2寸、人差し指から小指までを合わせた幅を3寸とする。


ツボの探し方としては、ご自身の指の長さや幅から位置を割り出す「同身寸法」という方法が適しています。“自分の体は自分で測る”という考え方で、体格差などから一律に「cm」で表せないツボの位置も、同身寸法なら測ることができます。この連載では、しばしば「へその上3寸」といった表現が出てきますが、その際には上記の「同身寸法」を用いてツボを取ってみてください。


文/兵頭 明 Akira Hyodo
学校法人衛生学園(東京衛生学園、神奈川衛生学園)中医学教育臨床支援センター長、天津中医薬大学客員教授、神奈川歯科大学特任教授。1982年、北京中医薬大学卒業。中医学の真髄を広く日本に普及・啓蒙するため、『鍼灸医学大辞典』(医歯薬出版)、『針灸経穴辞典』(東洋学術出版社)、『経絡・ツボの教科書』(新星出版社)など著書・訳書は30数冊にのぼる。現在は、「医療・介護・鍼灸」3分野連携による認知症対策プロジェクトを展開している。
https://old.gto.ac.jp/tc_med

イラスト/ミヤジュンコ

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 03 / 05

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 03 / 05

他の星座を見る