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冷えを気にせず食べられる果物「さくらんぼ」を使って、体の中から冷房対策を〔久保奈穂実さんのおいしい漢方レシピ〕

2025.07.01

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【連載】久保奈穂実の「おいしい漢方レシピ」 古くから癒しや回復の薬としても親しまれてきた、スープやドリンク。薬膳的効能から選んだ食材で作る一杯で、毎日の生活に養生の知恵を取り入れてみませんか。国際中医薬膳管理師・漢方アドバイザーの久保奈穂実さんが、忙しくても、疲れていても、身近な食材でササっとできる、簡単でおいしくてヘルシーな漢方レシピをお届けします。毎週火曜日更新。久保奈穂実さんの記事一覧はこちら→


〔7月の薬膳・漢方レシピ〕
補血・夏の冷え対策にさくらんぼ

さくらんぼの旬を迎えました。さくらんぼは果物にしては珍しく温性なので、冷えを気にせず食べられます。血(けつ)を補う、胃腸を健康にする、風湿の邪気を取り除くといった効果もあります。

夏に体調不良となる原因は、暑さだけでなく、冷房による冷えによって引き起こされるものも多いです。体を冷やしすぎないように、温性の食材も上手に取り入れて本格的な夏に備えましょう。

さくらんぼのサワードリンク

サクランボ

数日経つと、さくらんぼの赤い色素がお酢に溶け出して可愛いピンク色になります。


体を温めるさくらんぼをお酢に漬けて作るサワードリンクです。さくらんぼで血を補い、お酢でその血を巡らせるというとてもよい組み合わせ。体の冷えが強いときはお湯割りに、ストレス過多でスッキリしたいときは炭酸割りがおすすめです。

酸味が苦手な人は、氷砂糖をあと50〜100g 足すか、はちみつを加えましょう。

●材料と作り方

1)さくらんぼ(300g)を洗ってキッチンペーパーで水気をふき取り、ヘタを取って保存瓶に入れる。

2)1)に氷砂糖(150g)米酢(500ml)を加える。

3)3ヶ月保存したらさくらんぼを取り出す。もう少し前から飲めますが、3ヶ月くらいからが飲み頃です。


久保奈穂実(くぼ・なおみ)

久保奈穂実(くぼ・なおみ)

久保奈穂実(くぼ・なおみ)

国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。ハードな生活で身体のバランスを崩した際に漢方薬に助けられた自身の経験から興味を持ち、中医学と薬膳を学ぶ。現在、成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行っている。著書に『1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365』『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』(ともに世界文化社刊)。SNSで発信するやさしい養生知識や、簡単薬膳レシピも大好評。X:@naominkubo /Instagram:@naomin_yakuzen

読むだけで薬膳漢方の知識が楽しく身につく、大人気シリーズの第2弾!

久保奈穂実『おいしい漢方365  いたわりスープとごほうびドリンク』

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レシピ、食材の薬膳・漢方知識、ツボなど「365」の情報を掲載した大人気シリーズの第2弾。今回は身近な食材で簡単にできるスープ、ドリンクのレシピに特化した内容です。液状の食事は消化に優れ、吸収率も高いので養生食としてぴったり。

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第1弾『1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365』はこちら→

※この記事は、久保奈穂実『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』を再構成しています。

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