新世代の鍼灸師に訊く 第18回(2)鍼灸院は「未病を予防する」ことから「病気を改善する」ことまで守備範囲が広く、身近な健康アドバイザーとしてもっと活用したい医療施設の一つです。
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中川由紀先生(楽効堂)

楽効堂 院長 中川由紀(なかがわ・ゆき)先生 1974年、東京都生まれ、愛知県育ち。千葉大学卒業後、IT業界で十数年働く。母の体調不良をきっかけに東洋医学に出会い、自然治癒力を高める考え方に感動して鍼灸師の道へ。2016年に開業。東洋鍼灸専門学校在学中に「いやしの道協会」に入会し、同協会創始者の横田観風先生、顧問の海野流観先生に師事。24年、同協会副会長に就任する。
1日5分の「上半身ほぐし体操」で諸症状を改善し胃腸の働きを高める
「胃腸の働きを高めるうえで自律神経を整えることは重要で、意識的に腹式呼吸することを心がけたいものです。そのために上半身をほぐすことを日課とし、自分でも深い呼吸をしやすい体をつくっておきましょう」と中川先生。
この体操は、自律神経だけでなく、肩凝りや腰痛の予防・緩和、血流改善、むくみの解消など諸症状への効果も期待できます。
1.ジャンプ
体の状態を確認

音を立てないように静かに跳んで体をほぐしながら違和感がある部位などをチェック。2〜6の体操後にもう一度ジャンプし、体の変化を確認。
2.肩回し
肩凝りの予防・緩和

息を吸いながら両肩を上げ、いったん息を止めた後、息を吐きながら、肩を後ろに回しながら下ろす。この動きを4回行う。
3.首の上下運動
血流改善・頭痛の緩和

重ねた両手で胸に抵抗を加えながら首を上下に動かす。息を吸いながら首を上げ、息を吐きながら首を下げる。この動きを4回行う。
4.体側伸ばし
呼吸の改善・腰痛の緩和

後頭部に右手を当て、息を吐きながらひじが上に向くまで体を横に倒す。息を吸いながら元に戻る。この動きを4回行う。反対側も同様に実施。
5.肩甲骨ほぐし
呼吸や姿勢の改善

息を吐きながら組んだ両手を前に伸ばし、背中を丸めて肩甲骨を開く。いったん吸った息を吐きながら両手を上げて体幹を伸ばす。この動きを4回行う。
6.手首・腕の運動
血流改善・むくみの解消

手首を7秒ほどぶらぶら動かす。左足を前に出し体を前方にやや傾けた状態で、右肩から腕を大きく前後に7回ほど振る。反対側も同様に実施。脱力した状態でこれらの動きを行う。
診療案内
東京都狛江市東和泉1-29-18-402
TEL:070-5572-1189
診療時間/火曜~金曜10時~19時、土曜10時~17時
休診日/日曜・月曜 ※祝日は営業
診療費/初診料 1000円、全身治療(45~60分)4000円
https://rakkoudou.jimdofree.com/・
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