
二十四節気の「立夏(りっか) 」は過ぎ、陽の気が盛んになり、自然界のエネルギーが最も活発になる夏が始まりました。
夏は、五臓の「心(しん)」と関係が深い季節。暑さから心に熱がこもると、ほてりや動悸、不眠などの不調が出やすくなります。また、感情では「喜」と関係し、気持ちが活性化します。心に熱がこもると喜の感情が強まり、興奮して寝つきが悪くなることもあるので、気持ちを穏やかに保てるように心がけましょう。

疲れやすい、立ちくらみがするといった状態は気血不足のサインです。このタイプの人のほとんどは胃腸が弱いので、気血を補うために肉をしっかり食べても栄養を十分に吸収できず、それどころか胃腸の負担になって逆効果に。
久保奈穂実(くぼ・なおみ)
国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。ハードな生活で身体のバランスを崩した際に漢方薬に助けられた自身の経験から興味を持ち、中医学と薬膳を学ぶ。現在、成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行っている。著書に『1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365』『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』(ともに世界文化社刊)。SNSで発信するやさしい養生知識や、簡単薬膳レシピも大好評。X:@naominkubo /Instagram:@naomin_yakuzen
レシピ、食材の薬膳・漢方知識、ツボなど「365」の情報を掲載した大人気シリーズの第2弾。今回は身近な食材で簡単にできるスープ、ドリンクのレシピに特化した内容です。液状の食事は消化に優れ、吸収率も高いので養生食としてぴったり。
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