
2月18日は二十四節気の「雨水(うすい)」。徐々に寒さが和らぎ、雪が大地を潤す恵みの雨へと変わる頃です。自然界の陽気が増えてくると元気になる人も増える一方で、何となくソワソワして情緒が不安定になったり、まぶたがピクピク痙攣したり、足がつりやすくなる時期でもあります。これらの対策には、補血食材を意識して取り入れましょう。
疲れて気力がわかないときは「長いもと小松菜のお味噌汁」を夕食に。元気を補う効果のある長いもと味噌、血(けつ)を補う小松菜で、血を巡らせて疲労回復効果が期待できます。
久保奈穂実(くぼ・なおみ)
国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。ハードな生活で身体のバランスを崩した際に漢方薬に助けられた自身の経験から興味を持ち、中医学と薬膳を学ぶ。現在、成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行っている。著書に『1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365』『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』(ともに世界文化社刊)。SNSで発信するやさしい養生知識や、簡単薬膳レシピも大好評。X:@naominkubo /Instagram:@naomin_yakuzen
レシピ、食材の薬膳・漢方知識、ツボなど「365」の情報を掲載した大人気シリーズの第2弾。今回は身近な食材で簡単にできるスープ、ドリンクのレシピに特化した内容です。液状の食事は消化に優れ、吸収率も高いので養生食としてぴったり。
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