
二十四節気「霜降(そうこう)」、寒い地域ではそろそろ霜が降りる頃です。
以前もお話しましたが、秋は、物悲しくなり、メンタルの不調も出やすくなる季節。そんな時はほっこり温まるドリンクやスープで気持ちを穏やかにする「ドリンク養生」をしてみませんか。
気持ちが落ち込んだときには「ほうじ茶アーモンドミルクラテ」を。
ほうじ茶に含まれる「ピラジン」という香り成分には、リラックス効果や血流促進、疲労回復作用があるとされ、アーモンドとともに心も体も癒してくれます。優しく香ばしいほうじ茶の風味とほんのり甘いアーモンドミルクの味わいに癒されますよ。
※アーモンドは痰湿タイプは控えて。過食しないよう気をつけましょう。

久保奈穂実(くぼ・なおみ)
国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。ハードな生活で身体のバランスを崩した際に漢方薬に助けられた自身の経験から興味を持ち、中医学と薬膳を学ぶ。現在、成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行っている。著書に『1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365』『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』(ともに世界文化社刊)。SNSで発信するやさしい養生知識や、簡単薬膳レシピも大好評。X:@naominkubo /Instagram:@naomin_yakuzen
レシピ、食材の薬膳・漢方知識、ツボなど「365」の情報を掲載した大人気シリーズの第2弾。今回は身近な食材で簡単にできるスープ、ドリンクのレシピに特化した内容です。液状の食事は消化に優れ、吸収率も高いので養生食としてぴったり。
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