• TOP
  • 健康
  • 介護
  • 「相手を変えられないならまず自分が変わる」。今陽子さんと認知症の母との笑い合う日々

介護

「相手を変えられないならまず自分が変わる」。今陽子さんと認知症の母との笑い合う日々

2026.03.10

  • facebook
  • line
  • twitter

〔特集〕正しく知れば怖くない 認知症の「新常識」 50代を迎え人生の折り返し地点を通過。親も高齢になり、「認知症」が身近な問題として徐々に存在感を増してきました。今、私たちが取り組むべきは、認知症を正しく理解し、恐れず、効果的な予防法に努め、適切な医療を求めること。まずは、ありがちな誤解や思い込みを改め、正しい知識を“新たな常識”として身につけることから始めましょう。

特集「正しく知れば怖くない 認知症の「新常識」」の記事一覧はこちら>>>

家族が認知症になったとき──
“接し方”を変えたら、父・母も変わりました

親の認知症問題が身近になり、意思の疎通に不安を抱く方も多いのでは?でもご心配なく。認知症の親の介護をしてきた5人の方たちが「対応次第で親は変わります」とご自身の体験を語ってくださいました。

【98歳の母を、現在介護中】

今 陽子さん (歌手)

ユーモアたっぷりの会話で心に余裕が生まれました

同じ話を何度も繰り返す母にイライラして怒鳴る、母が泣く、私は自己嫌悪に陥る──。仕事を抱えながら一人で背負っていた介護のストレスは、私の心身に大きな負担をかけていました。ある日、激しい胸痛に襲われ、労作性狭心症で緊急手術を受けることに。幸い大事には至りませんでしたが、「このままでは私が先に倒れる」と危機を感じ、「相手からは変わらない、まず自分が変わればいい」と気づいたのです。

何十回聞いた話にも初めてのように「そうなんだね」と耳を傾け、おかしな言動にはユーモアたっぷりに応じる──。レストランで母が入れ歯を外して空のお皿の上に置いたときは「あら、珍しいデザートだこと」。母は思わず笑いだし、私も大笑い。接し方を変えるとお互いに笑顔が増え、心に余裕が出てきました。デイサービスのスタッフの方も「最近お母様はとても明るくなりましたね」と驚くほどの変わりようです。苛立って怒ってばかりいた日々が噓のように、今、我が家の“老老介護”の日常には笑いが絶えません。

(次回に続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年03月号

家庭画報 2026年03月号

取材・文/浅原須美

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 03 / 10

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 03 / 10

他の星座を見る