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アルツハイマー病の世界的研究者が実践する認知症の予防法は「こまめに動く」こと

2026.03.04

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〔特集〕正しく知れば怖くない 認知症の「新常識」 50代を迎え人生の折り返し地点を通過。親も高齢になり、「認知症」が身近な問題として徐々に存在感を増してきました。今、私たちが取り組むべきは、認知症を正しく理解し、恐れず、効果的な予防法に努め、適切な医療を求めること。まずは、ありがちな誤解や思い込みを改め、正しい知識を“新たな常識”として身につけることから始めましょう。

特集「正しく知れば怖くない 認知症の「新常識」」の記事一覧はこちら>>>

【予防する】
専門医に学ぶ「私の認知症予防法」

認知症の研究・診療に日々携わり、多くの患者さんと接している先生方は、ご自身の認知症予防に何を心がけておられるのでしょうか。本企画にご登場いただいた4人の方々が、専門医ならではの説得力のある、そして少し意外な予防法を教えてくださいました。


起床後3分のストレッチを日課に。
温浴を励行し、ぐっすり眠る。

[お話を伺った方]
アルツクリニック東京 院長
新井平伊(あらい・へいい)先生
順天堂大学医学部名誉教授。2019年より現職。「アルツハイマー病研究者世界トップ100」に選出された研究者の一人で、認知症に対して国内屈指の高度な知見を持つ。 科学的に証明されている予防法はいろいろありますが、実践するうえで重要なのは生活に取り入れやすく、かつ継続しやすいことです。私が毎朝、行っているのは起床後3分のストレッチ。動きだす前に関節や筋肉をほぐして体を動きやすい状態にスタンバイし、けがを防ぎます。

運動は認知機能の低下予防に有効といわれており、こまめに動くことも心がけています。診察室に患者さんを呼び入れるときは椅子から立ち上がり、ドアまで歩いて行って迎えに。自分の運動になるし、患者さんの運動機能も観察できます。また、就寝前にお風呂でよく温まり深部体温を上げた後、床につくようにしています。質のよい睡眠も認知症の発症リスクを低下させることがわかっています。

脳活3か条

・けがを防ぐために体の柔軟性を強化
こまめに動いて体を使うことを心がける
・中高年こそ睡眠の質を高める工夫を


(次回に続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年03月号

家庭画報 2026年03月号

撮影/本誌・大見謝星斗、樋口諒平 取材・文/渡辺千鶴

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