
前回の記事では、ホルモンバランスの乱れ、冷えや運動不足による血流悪化、水の飲みすぎなどで体内に余分な水が余る「水毒」など、さまざまな原因から頭痛が引き起こされることがわかりました。
頭痛を根本から改善するには生活習慣の見直しが大切ですが、それと並行して、「今ある痛みには薬で対処してかまわない」と石原新菜先生はいいます。
もう1つ、体を温め頭痛を緩和する方法として石原先生がおすすめするのが「生姜紅茶」です。
「薬膳にもよく使われる生姜には、血流をよくして体を温め、痛みや炎症を抑える働きがあります。加熱すると効果がさらに高まるため、熱いお茶やお湯に入れて食べるのがおすすめ。カップ1杯の紅茶にティースプーン1杯程度のすりおろし生姜を入れ、甘みがほしいときは黒糖を加えます。これを1日3回以上飲むと体が冷えにくくなり、鎮痛効果も期待できます。生姜には殺菌作用もあるので、風邪予防にもなりますよ」(石原先生)
白湯などに入れてもよいそうですが、緑茶やコーヒーなどカフェインの量が多い飲み物は冷えの原因となるため、避けましょう。
一方で、頭痛のなかには、様子見をせずにすぐ受診すべきものもあるといいます。
「頭が割れるような痛みやハンマーで殴られたような頭痛は、くも膜下出血の典型的な症状です。こうした激しい痛みにいきなり襲われた場合は一刻を争うので、すぐに病院へ行ってください。また、まっすぐ歩いているつもりなのにフラフラしてしまって歩けないときは、脳梗塞や脳腫瘍の可能性があるので、すぐに受診を。慢性的に頭痛があり、特に朝に症状が強くなって吐き気を伴うような場合も脳腫瘍の疑いがあるので、すぐに病院で検査を受けてください」(石原先生)
頭痛は多くの女性が経験する比較的よくある不調ですが、なかには命にかかわる怖い頭痛もあります。いつもと違うと感じたときは自己判断せずに、医師の診察を受けるようにしましょう。
*次回は、不眠についてお伝えします。
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