朝のたんぱく質不足に要注意!
なかでも重要なのが、朝のたんぱく質。「朝は前日の夜にたんぱく質を摂取してから12時間近くあくことになり、たんぱく質が枯渇した状態です。朝食を抜いたり、たんぱく質不足の食事をしたりすると、カラダは食事から得られないたんぱく質を補うため、筋肉を分解して生命活動の維持に必要なたんぱく質に作り替えてしまうのです」と陣先生。
「焼き魚や豆腐の味噌汁、納豆ご飯、卵料理、乳製品など、たんぱく質たっぷりの朝食を意識して心がけることで体内のたんぱく質量が維持できます」。
さらに、飲み物を工夫することで、手軽にたんぱく質が補え、習慣化しやすくなります。「おすすめは、アーモンドミルクです」。牛乳もたんぱく質を摂取するための選択肢の一つですが、脂質が多く、とりすぎるとカロリーオーバーの心配も。「その点、アーモンドミルクは低カロリーながらも、栄養満点です」。
アーモンドミルクとは、アーモンドが原料の植物性ミルク。香ばしい風味が特徴で、200mlあたり39キロカロリーと低カロリーなのもうれしい。「“若返りのビタミン”と呼ばれるビタミンEや食物繊維が豊富で強い抗酸化作用があり、LDL(悪玉コレステロール)の低下なども期待できます」。
植物性たんぱく質が効率よくとれるアーモンドミルクヘルシーで食物繊維たっぷり、香ばしい風味で飲みやすいのが特徴。牛乳代わりにもおすすめ。