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地理風水師・御堂龍児さんが案内する「東京開運スポット」

一陽来復、美しき、新年の幕開け「しあわせ満ちる開運の地へ」 第3回(全13回) 2020年はこれまでにない混迷が世界中を覆い尽くし、見通しのきかない一年となりました。新しい一年は、心機一転、気持ちを一新し、積極的に福をお招きして、縁起よく迎えていただきたい。そんな願いを込めて――開運へと導く場所と、福を呼ぶ暮らしを紹介します。前回の記事はこちら>>

御堂龍児さんと訪ねる東京開運スポット


閑静な住宅街の一角にある東京・品川区の池田山公園。富士山から続く龍脈上にあり、爽やかな気が満ちる。

福満ちる場所の歩き方

龍脈と龍穴、四神相応といった風水思想を学んだうえで、地理風水師・御堂龍児さんの先導で地形を読み取りながら東京の街を“ブラ御堂”。気のいい場所は見つかるでしょうか。


御堂 龍児さん(みどう・りゅうじ)
1957年生まれ。大学在学中から東洋の哲学、文化に惹かれ、中国、香港、台湾で中医学、風水を学ぶ。道教の仙人清風道骨老師に師事し帰国後、道場「清静堂」を開く。台湾の奎光派水法開祖黄奎光老師にも師事し、尋龍点穴法による風水鑑定、講演活動を行っている。

「地理風水」を専門とする御堂龍児(みどうりゅうじ)さんによれば、地球の強いエネルギーが押し上げてできたのが主要な山「祖山(そざん)」であり、そこから流れ出したパワーがつくり出した山脈や起伏の流れを「龍脈」と呼びます。流れ出した龍脈はいずれ止まり、その地点からは大地の力が溢れ出します。これが「龍穴」で、開運スポットの多くは龍穴の上にあるそうです。

富士山を祖山とする龍脈の流れ(左)
富士山から走り出した龍脈は非常にパワーが強いため、100キロ以上も離れた東京に到達し、5本のうちの3本が皇居に入り込んでいると御堂さんはいう。残る2本は伊豆 半島と、富士山の北にある御坂(みさか)山地へと変化した。
龍脈と龍穴の概念図(右)
地面を盛り上げ「祖山」をつくった大地のパワーが流れ出し、何億年もかけて曲がりくねった山脈や起伏になる。これを「龍脈」と呼ぶ。大地の力は転がるボールのようにやがて止まり、そこから溢れ出す。これが「龍穴」だ。

「コツをつかめば、気がいいスポットは身近な場所でも見つかります」と語る御堂さんのご案内で、散策日和の一日、都心の福満ちる場所を“ブラタモリ”ならぬ“ブラ御堂”してみました。

江戸城の四神相応散策マップ
今回のコースは日比谷から皇居前広場を経由し、二重橋前から桜田門を抜けて半蔵門に至るルート。江戸の町も富士山から続く龍脈を背に、前に日比谷入江が開ける「四神相応」の地形を選んでつくられた。マップ製作/地図屋もりそん

まず訪れたのは、皇居周辺。皇居の敷地はかつて江戸城があった場所ですが、御堂さんによると、ここははるか遠くの富士山から走ってきた龍脈の終点である龍穴。

また、町づくりでは、中心を龍穴に定めるだけでなく、その周囲の地形をよく見ることが重要で、龍穴が山の頂上や吹きさらしの場所だとせっかくの気が散ってしまうため、中心を守る手足のように山々が周りを取り囲んでいる地形が理想的だそうです。

こうした地形を図式化したのが、古代中国で考案された「四神相応」の原理で、奈良の平城京や京都の平安京(下の図参照)、江戸城もこうした地形を選んでつくられています。

平安京の「四神相応」概念図
龍脈が流れる高い山々が後方にあり、左右も他の山々に囲まれ、前方が低い土地を選ぶのが四神相応の考え方。四神とは後の玄武、前の朱雀、左の青龍、右の白虎。平安京はぴたりとこの形に当てはまる。

皇居周辺で特にいい気が感じられるのは、二重橋前から半蔵門にかけての南側をお濠(ほり)に沿って巡るコース。御堂さんいわく「富士山の近くでは強く荒かった気は、長い距離を走るうちに穏やかで爽やかな気に変化していて、心のリフレッシュにはぴったりです」。

次に、車で移動し、同様に富士山からの龍脈が入る邸宅街、池田山もぶらり。岡山藩池田家下屋敷跡にある池田山公園を歩くと、都心にもこんなに起伏に富んだ場所があり、昔の武将は地形やそこにある気を読んで、城や家を構えていたことに気づかされます。

撮影/本誌・大見謝星斗 取材・文/大山直美

『家庭画報』2021年1月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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